- 「Google アシスタント」のメモ機能がついに刷新
- サードパティーメモサービスとの連携開始
- 「Google アシスタント」で「Google Keep」にメモ保存可能
2019 年 12 月に、Google の AI アシスタント「Google アシスタント」にて、メモサービス「Google Keep」の管理を可能にする新機能が、海外で提供開始されました。
この「Google アシスタント」における「Google Keep」管理機能、言語設定が英語の場合に利用できた機能で、日本語では解禁されませんでした。しかしその後、「Google アシスタント」設定の[サービス]タブ内に、新たな[メモとリスト]設定が登場し、「Google Keep」をはじめとしたサードパティーメモサービス(メモプロバイダ)を含むメモサービスと「Google アシスタント」との連携が、解禁されることが予告されていました。そしてついに、その「Google アシスタント」設定の[メモとリスト]内に「Google Keep」とサードパティータスク管理アプリ「Any.do」が登場し、「Google アシスタント」と「Google Keep」「Any.do」どちらかのアプリを紐づけて連携でいるようになった模様です。
実際の設定は、「Google アシスタント」の設定を開き、[メモとリスト]をタッチして設定ページを表示すると、[メモとリストのプロバイダを選択してください]として表示されます。また[他のサービスと同期しない]を選択することで、メモサービスを利用せず、「Google アシスタント」内で完結するメモ機能のまま利用を継続することも可能。
[メモとリスト]の[メモとリストのプロバイダを選択してください]設定で「Google Keep」を選択しておくと、“OK Google、~ とメモして” などを指示することで、「Google Keep」に直接メモが保存されるようになります。“OK Google、メモを表示して” で、「Google Keep」に保存したメモを表示することも可能。
この「Google アシスタント」と「Google Keep」の連携機能、私を含めて、おそらく多くの方が熱望していた機能かと思います。むしろ、なぜ「Google アシスタント」登場当初から連携していなかったのか。
何にしろかなりオススメな機能なので、まずは「Google アシスタント」の設定から[メモとリスト]を開いて、ご自身の設定を確認してみてください。ちなみに、Android と iOS 共に利用可能になっているかと思います。
このほか、Wear OS の「Google アシスタント」でも、もちろん利用可能です。
ただし、「Google アシスタント」における「Google Keep」管理機能は今のところ、「Nest Hub」「Nest Hub Max」などの Google スマートディスプレイでは機能しない模様です。そのうち解禁されるかも。