- 「Pixel 5」の[バッテリーシェア(電池の共有)]は有線充電時に自動 ON
- 対象デバイスとの無線充電が確認できない場合は数分で自動 OFF
- 覚えておくと便利
2020 年 10 月 15 日に国内発売された、次世代通信規格「5G」対応新世代 Google スマートフォン「Pixel 5」ですが、Pixel シリーズ初の Qi ワイヤレス充電規格を応用した[バッテリーシェア(電池の共有)]を実装する機種としても注目を浴びています。
[バッテリーシェア]は、デバイス A のバッテリー充電分を、バッテリー B にシェアできる、モバイルバッテリー的機能。「Pixel 5」ではこれを Qi ワイヤレス充電を用いて、無線接続による[バッテリーシェア]を行うことができます。
ただこの[バッテリーシェア]、通常ではクイック設定[タイル]などから機能を ON にして、[バッテリーシェア]モードにしつつ、ワイヤレス充電対応デバイスを「Pixel 5」の背面に置く必要があります。
しかし実は「Pixel 5」には、「Pixel 5」自体を有線充電開始すると、自動で[バッテリーシェア]モードが ON になり、手動でモードを切り替えなくても[バッテリーシェア]を利用できる機能が実装されていることが、Google の公式ヘルプページから明らかになりました。
実際には、「Pixel 5」を有線で充電開始すると自動で[バッテリーシェア]モードが ON になり、対象デバイスとの無線充電が確認できない場合は、[バッテリーシェア]モードが自動で OFF になるという仕様です。
Pixel スマートフォンが電源に接続されて充電中になると、バッテリー シェアが短時間、自動的にオンになります。
その時間内に別のデバイスがスマートフォンの電力を使用していることをスマートフォンが検知しなかった場合、バッテリー シェアはオフになります。
つまり「Pixel 5」を有線充電する場合は[バッテリーシェア]モードを手動で ON にしなくても良いため、「Pixel 5」を充電しつつワイヤレス充電対応デバイスを「Pixel 5」の[バッテリーシェア]で充電することが可能。覚えておくと便利ですね。
ただ[バッテリーシェア]は「Pixel 5」が結構発熱するので、あまり多用しないほうがいいかも。発熱はバッテリー膨張の原因でもあります。
一応 Google ストアで購入した商品であれば、バッテリー膨張などの自然発生的な故障や不具合時に 1 年以内であれば補償が利くので、無償交換も可能です。無償交換とはいえ、交換手続きや交換後の再設定なども面倒なので、なるべく避けたいですけどね。
Source:Google