- Google、ストレージポリシー変更を発表
- 「Google ドキュメント / スプレッドシート / スライド」などの容量無制限提供を 2021 年 5 月 31 日をもって終了へ
- 2021 年 5 月 31 日までに保存したファイルは容量消費対象外のままとなるものの、ファイルに変更を加えた場合は容量消費へ
Google は 2020 年 11 月 11 日、無料ユーザーは 15GB、「Google One」ユーザーは 100GB ~ から利用できる Google ストレージのポリシーを変更し、これまで容量無制限で提供されてきたオンラインフォトライブラリサービス「Google フォト」の容量無制限を、2021 年 5 月 31 日をもって終了すると発表しました。
しかしなんと、これまでいくら作成しても容量無制限となっていた「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」ファイルも、2021 年 5 月 31 日をもって容量無制限が終了します。
「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」はこれまで、「Google ドライブ」上で作成されたファイルについては容量を消費せず、ファイルサイズ 0MB としてファイルを作成しまくることができました。しかしそれも 2021 年 5 月 31 日をもって終了。2021 年 6 月 1 日以降に作成する「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」ファイルについても、「Google フォト」の[高画質]写真や動画と同様に、Google ストレージを消費するようになります。
詳しくは「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」だけでなく、「Google 図形描画」「Google フォーム」「Google Jamboard」ファイルも含めて、2021 年 5 月 31 日までに作成されたファイルは容量無制限で、2021 年 6 月 1 日以降に作成されるファイルは Google ストレージ消費対象となります。
そして恐ろしいのは、2021 年 5 月 31 日までに作成された容量無制限対象ファイルだとしても、2021 年 6 月 1 日以降、ファイルに変更を加えた場合は、なんと容量無制限対象ではなくなってしまうということです。容量無制限対象ファイルだとしても内容に変更を加えた時点で Google ストレージを消費するようになるため、特に現時点で回覧目的のみで利用されている共有ファイルなどは、早めに編集権限を変更するなどの対策を行っておくことがオススメです。
このほか Google では、「Gmail」「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」「Google スライド」「Google 図形描画」「Google フォーム」「Google Jamboard」「Google フォト」サービスのうち 2 年間(24 か月)ユーザーが利用していないサービスについては、そのサービス内のファイルを、事前通知を行ったうえで削除する施策も開始します。
また 2021 年 6 月 1 日以降、2 年以上 Google ストレージ容量を超過している場合も、同様にファイルが削除される模様です。
Source:Google
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