- 「Googleカメラ」v8.1 では新たに追加された動画撮影用の 3 つの手ぶれ補正モードを利用可能
- これまでの[標準]に追加された[固定(ロック)][アクション(アクティブ)][シネマティック撮影]
- ただしすべて使えるのは「Pixel 5」「Pixel 4a(5G)」のみ
2020 年 11 月 19 日頃に、Google スマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」「Pixel 4」「Pixel 4 XL」「Pixel 4a」「Pixel 4a(5G)」「Pixel 5」にプリインストールされているカメラアプリ「Google カメラ」に対し、アプリバージョン v8.1 アップデートが配信開始されました。
「Google カメラ」アプリは v8.0 が「Pixel 5」と「Pixel 4a(5G)」にプリインストールされていて、その調整版となる v8.1 が「Pixel 5」「Pixel 4a(5G)」と、「Google カメラ」アプリバージョン v7.5 止まりだった「Pixel 3」「Pixel 3 XL」「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」「Pixel 4」「Pixel 4 XL」「Pixel 4a」にも一斉配信された形です。
「Google カメラ」アプリ v8.1 では UI の刷新や新たな設定メニュー[デバイスのストレージ]が追加され、撮影する写真や動画の容量を最適化する[保存容量の節約]設定が利用できるようになりました。
また「Pixel 4」「Pixel 4 XL」では、それまで「Pixel 5」のみで利用できた、動画撮影時に対象にズームしたときに、が増幅され周囲の雑音が小さくなる動画撮影機能[音声ズーム]も利用可能になっています。
さらに「Google カメラ」アプリ v8.1 では、これまでの[標準]のみだった動画撮影時の手ぶれ補正モードに加えて、[固定(ロック)][アクション(アクティブ)][シネマティック撮影]の 3 つの手ぶれ補正モードも追加されています。
とはいえ、[標準][固定(ロック)][アクション(アクティブ)][シネマティック撮影]のすべての手ぶれ補正モードを利用できるのは、「Pixel 5」と「Pixel 4a(5G)」のみ。「Pixel 3」「Pixel 3 XL」「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」は[標準]のみ、「Pixel 4」「Pixel 4 XL」「Pixel 4a」は[標準]と[シネマティック撮影]の 2 つの手ぶれ補正モードが利用可能です。
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機種によって使うことができる手ぶれ補正モードに違いがありますが、「Pixel 4」シリーズ以降をお持ちのユーザーは、是非各モードを抑えておいて場面場面で活用して欲しいですね。
[標準]
[標準]は普通の手ぶれ補正モードです。
歩きながらの動画撮影などに適しています。
[固定(ロック)]
[固定(ロック)]は、特に大きな動きのない被写体を動画撮影する際に役立つ手ぶれ補正モードです。
一画面内の風景を撮影するときなど、三脚に固定しているような、安定した動画撮影を実現します。
また[固定(ロック)]モードの場合、自動で[2 倍ズーム]となり、さらに最大[5 倍ズーム]までの間でズームを設定することが可能です。要は、動きのない遠くの被写体を動画撮影する際に活用すべき手ぶれ補正モードです。
[アクション(アクティブ)]
[アクション(アクティブ)]は、動きがある被写体を動画撮影する際に役立つ手ぶれ補正モードです。
動きのある被写体でも、ぶれなく滑らかな動画撮影を実現します。
[シネマティック撮影]
[シネマティック撮影]は、スマートフォンを水平横移動で動画を撮影する際に、手ぶれ補正をしつつ印象的な映像にしてくれるモードです。
[シネマティック撮影]を利用する場合、動画撮影時の横移動速度が自動で 50% 減少します。さらにマイクが自動でミュート状態となるため、音声が録音されない点は注意が必要です。