- Fitbit のフィットネストラッカー「Fitbit Charge 4」で交通系電子マネー「Suica」利用可能に
- 「Fitbit Charge 4」で「Suica」の発行はもちろん「Google Pay」経由のチャージも可能
- 追加発売予定の新型「Fitbit Charge 4」にて 2021 年 3 月上旬に解禁
JR 東日本は 2021 年 1 月 28 日、米国のウェアラブルブランドメーカー Fitbit 製フィットネストラッカー「Fitbit Charge 4」において、2021 年 3 月上旬頃より交通系電子マネー「Suica」の利用を解禁すると発表しました。
「Fitbit Charge 4」は 2020 年 7 月 7 日より国内において、 Visa カードが提供する「NFC Type-A/B」型の非接触型決済サービス「Visa のタッチ決済」を介して利用することができるクレジットカードタッチ決済「Fitbit Pay」も解禁されていますが、さらに Felica 型の「Suica」まで利用できるようになります。
実際には、Android もしくは iPhone と「Fitbit Charge 4」をペアリングしつつ、「Fitbit」アプリ経由で「Suica」を発行したり「Google Pay」を通してチャージして、駅や「Suica」決済対応店舗での決済を行うことができるようになります。
ただし注意が必要です。2020 年 7 月 7 日より国賠発売された現行の「Fitbit Charge 4」では「Suica」は利用できず、新たに発売される新型(第 2 世代?)「Fitbit Charge 4」にて、「Suica」が利用できるようなります。つまり、Felica 搭載で「Suica」が利用できる第 2 世代の「Fitbit Charge 4」が、今後国内発売されるということです。
このほか「Fitbit Charge 4」で解禁される「Suica」は、「モバイル Suica」とは異なることもあり、機種変更による残高引き継ぎや定期券などは行うことはできません。
ただし「Fitbit Charge 4」で解禁される「Suica」では、券売機での利用開始登録を行うことで改札タッチにて新幹線自由席に乗ることができる「タッチで Go! 新幹線」と、「えきねっと」での事前申し込みすることで新幹線指定席やグリーン車席をチケットレス乗車できる「新幹線 e チケットサービス」を利用することは可能です。このほか、JR 東日本の共通ポイントサービス「JRE POINT」も貯めることができます。
定期券が利用できないのは残念ですが、それでも嬉しいニュースですね。
「Fitbit Charge 4」
Fitbit の新型フィットネストラッカーとなる「Fitbit Charge 4」は、Fitbit が 2019 年 11 月に Google の傘下となってから初となる新製品です。
その特徴は、本体に GPS と心拍センサーを搭載し、移動距離や移動ペース、そして位置情報も含めた単体でのアクティビティログ取得とディスプレイ表示と、ユーザーごとにパーソナライズされた心拍ゾーンの測定機能を搭載。睡眠中の心拍測定などをもとに、睡眠スコアの取得と表示も行ってくれます。
また水深 50m まで耐えられる耐水設計で、バッテリーは最大 7 日間持続。運動から睡眠まで、24 時間丸ごとログの取得を行ってくれます。
このほか、一定時間静止状態が続いた場合の運動リマインダー、ランニング開始時などに自動でエクササイズアクティビティを判別してくれる「SmartTrack」、本体ディスプレイに表示されるガイドに従って呼吸と精神を整えるガイド付き呼吸セッション機能も実装。
スマートフォンと連携した通知と着信表示や、簡単なテキストを用いたクイック返信機能も Android で利用可能です。
さらに「Fitbit Charge 4」は 2020 年 7 月 7 日より国内において、Visa カードが提供する非接触型決済サービス「Visa のタッチ決済」を介して利用することができるクレジットカードタッチ決済「Fitbit Pay」も新たにサポートしています。
「Fitbit Charge 4」のカラーバリエーションは “ブラック” “ローズウッド” “ストームブルー”、そしてスペシャルエディションの “グラニットウーブンリフレクティブベルト” の、計 4 色展開です。
さらに 2021 年 3 月上旬には、交通系電子マネー「Suica」が利用できる新型の「Fitbit Charge 4」も発売予定です。
Source:JR 東日本(PDF)