- Essential Products の知的財産所有権が英国ベンチャー「Nothing Technologies Limited」のものに
- 「Nothing Technologies Limited」は OnePlus の元ディレクター Carl Pei 氏が設立した企業
- 2021 年 2 月 16 日に「Nothing Technologies Limited」から何か発表される模様
ちょうど 1 年前の 2020 年 2 月 13 日、日本国内でも発売された「Essential Phone(PH-1)」を世に送り出したメーカー Essential Products の閉鎖が発表されました。
「Essential Phone」、私個人としては、かなり気に入っていてメイン運用もしていた機種です。 「Essential Phone」に続くプロダクト「#projectgem」や後継機種「Essential Phone 2(PH-2)」の噂などもあったのですが、最終的には悲しい結末となってしまいましたね。
そんな 「Essential Phone」を生み出した Essential Products、会社としてすでに終わっているのですが、その知的財産所有権が英国のベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」のものになっていたことが明らかとなりました。「Nothing Technologies Limited」は、中国メーカー OnePlus の元ディレクター Carl Pei が、2020 年 12 月に設立したばかりのベンチャー企業です。
実際には、「Nothing Technologies Limited」が英国知的財産庁を通して 2020 年 11 月 11 日に申請を行い、そして Essential Products の創始者である Andy Rubin 氏がその申請に署名をしたことで、2021 年 1 月 6 日には Essential Products の知的財産所有権が「Nothing Technologies Limited」のものとなっています。
つまり「Essential Phone」などの所有権が「Nothing Technologies Limited」に移ったわけですが、これが何を意味するか、今後どうなるかは、もちろん現時点ではわかりません。「Nothing Technologies Limited」制作の新たな「Essential Phone」や後継機種、関連製品が発表される可能性もありますし、何も行われない可能性もあります。
私個人的には、「Essential Phone」ブランドの復活を望みますが。
「Nothing Technologies Limited」は、2021 年 2 月 16 日に何らかの発表を行う模様。まずはその発表を待ちましょう。
Source:9To5Google