- Google が「WebXR」実験コンテンツ公開
- 「WebXR」は WEB ブラウザで利用できる拡張現実アプリケーション
- 「Google Play 開発者サービス(AR)」対応 Android で遊ぶことができるコンテンツがラインアップ
Google は 2021 年 4 月 6 日、WEB ブラウザで利用できる拡張現実アプリケーション「WebXR」を活用した実験コンテンツを、公式の Experiments with Google(experiments.withgoogle.com)サイトで公開しました。
今回公開された「WebXR」実験コンテンツは、「ARCore」改め「Google Play 開発者サービス(AR)」に対応した Android と最新の「Chrome」アプリを用いて遊ぶことができます。
実際に公開された「WebXR」実験コンテンツは、地球の反対側を覗くことができるトンネルを拡張現実に出現させる「Floom」、拡張現実の中の物体の長さ / 面積 / 体積を計ることができる「Measure Up」、2m のソーシャルディスタンスを確認できる「Sodar」、拡張現実世界に立体フォトライブラリを作成することができる「Picturescape」です。ただし「Picturescape」はまだ開発段階で、実際に利用することは今のところできません。
「Floom」
「Floom」は、拡張現実上に地球の裏側を覗くことができるトンネルを出現させることができる「WebXR」コンテンツです。
また Android デバイスの角度を変えることで、様々な場所の地球の裏側を覗くことができます。
「Measure Up」
「Measure Up」は、拡張現実の中の物体の長さを計ったり、任意の大きさの 2D / 3D ボックスを作成して、その面積や体積を計測することができる「WebXR」コンテンツです。
「Sodar」
「Sodar」は、2m のソーシャルディスタンスを確認できる「WebXR」コンテンツです。
恐らく今回公開された「WebXR」コンテンツの中では一番手軽に利用することだでき、さらに実用的です。
「Picturescape」
「Picturescape」は、拡張現実世界に立体フォトライブラリを作成することができる「WebXR」コンテンツです。
ただし現在まだ開発中で未公開です。公開され次第、改めてお知らせいたします。
Source:Google