- 第 2 世代「Nest Hub」の[睡眠モニター]をご紹介
- 第 2 世代「Nest Hub」をマットレスなどと同じ高さに設置して初期設定
- あとは自動で睡眠状態をトラッキング &「Google Fit」でデータ確認
先日私の家に到着した、2021 年 3 月 30 日海外発売新世代 Google スマートディスプレイの第 2 世代「Nest Hub」。
第 2 世代「Nest Hub」といえば、やはり気になるのが目玉機能の睡眠検知機能[Sleep Sensing(睡眠モニター)]ですよね。今回はそんな気になる第 2 世代「Nest Hub」の[睡眠モニター]をご紹介させていただきます。
ちなみに第 2 世代「Nest Hub」は日本未発売ですが、[睡眠モニター]も含めて日本語利用が可能です。
第 2 世代「Nest Hub」の[睡眠モニター]
第 2 世代「Nest Hub」の[睡眠モニター]は、第 2 世代「Nest Hub」に搭載されている、周囲の動きを感知する小型レーダー「Soli」を用いた自動睡眠トラッキング機能です。
トラッキングした睡眠データは、Google 健康管理サービス「Google Fit」に集約され、そして睡眠状態を確認することができます。
ちなみに「Soli」レーダーはあくまでも小型センサーとなるのですが、カメラでの監視やウェアラブルデバイス不要で自動睡眠トラッキングを行うことができる点が、第 2 世代「Nest Hub」の注目ポイントとなっています。
[睡眠モニター]初期設定
第 2 世代「Nest Hub」で[睡眠モニター]を利用するには、まずは[睡眠モニター]ための初期設定が必須。
[睡眠モニター]の初期設定は、まずは第 2 世代「Nest Hub」の「Google Home」アプリにおける初期設定時にアプリ側で行いつつ、第 2 世代「Nest Hub」本体でも[睡眠モニター]のための初期設定を行います。
第 2 世代「Nest Hub」の[睡眠モニター]初期設定は第 2 世代「Nest Hub」に睡眠の場所を覚えさせるのみで 1 分程度で終了するのですが、正しく睡眠の場所を覚えさせるために、第 2 世代「Nest Hub」をベッド、マットレス、敷布団などの睡眠面と同等の高さに、障害物などもなく設置する必要があります。意外とこの設置がネックとなる方もいるかと思うので、特に注意が必要です。
第 2 世代「Nest Hub」を睡眠面と同等の高さに設置したら、[睡眠モニター]の初期設定を行います。実際には、寝る体勢になりつつ指示に従って画面をタッチしていけば終了です。
[睡眠モニター]の初期設定が完了すると、第 2 世代「Nest Hub」のディスプレイ右上に、自動睡眠トラッキングの有効化を表す[🛏(ベッド)]アイコンが表示されます。
あとは第 2 世代「Nest Hub」を設置しているベッドなどで寝ることで、自動で睡眠データが収集されます。そして収集された睡眠データを、「Google Fit」で確認できるようにもなります。
「Google Fit」で睡眠データを確認
第 2 世代「Nest Hub」で検知されそして収集された睡眠データ「Google Fit」に集約され、スマートフォン側の「Google Fit」アプリで確認することができます。
逆に、現状は第 2 世代「Nest Hub」にて睡眠データを確認することはできません。
実際の睡眠データは上の画像の通りで、[眠っていた時間]や[起床時間]はもちろん、[寝床に入った時間][寝床にいた時間][眠りにつくまでの時間][起床するまでの時間]、そして[いびき][咳][明るさの変化][呼吸数]まで、こと細かに確認可能。そして睡眠の質を[睡眠効率]として、数値(%)で評価してくれます。
特に素晴らしいのは、例えばベッドで動画を見ていたり電話をしていたり「LINE」をしていたりと、ベッドの中で何かを行っている状態もしっかりと検知してくれる点。そして、睡眠状態に入ってから[眠りにつくまでの時間]もしっかりと検知してくれます。この辺の異なる状態をしっかりと検知してくれているので、かなり優秀。スゴイ!
[睡眠効率]は 85% 以上がベストとなる模様なのでそこを目指して睡眠改善をすることが望まれますが、自分で改善できないとしても、このデータを元にアドバイザーに睡眠改善のアドバイスも求めるなどもしやすいかと思います。本当に素晴らしい。
まとめ
第 2 世代「Nest Hub」の[睡眠モニター]、そもそも日本未発売にも関わらず日本語利用ができる点も嬉しいサプライズですが、実際の機能面でもかなり優秀で私は驚きました。
何より、これまで必須だった睡眠トラッキング用のウェアラブルデバイスを付ける必要なく、第 2 世代「Nest Hub」を用いれば何もつけない状態でもしっかりとした睡眠データを取得してくれます。しかも本体価格が $99.99 と、比較的安価。
現時点では、米国などから第 2 世代「Nest Hub」を転送輸入するしか入手手段はありませんが、おそらくそのうち日本でも発売されると予想されるので、そこに大いに期待をしたいところ。
とはいえ私個人としては、“転送輸入してまで入手する価値のある素晴らしい製品” という評価です。いやほんと、輸入して良かった!