- 「Google アシスタント」設定に新項目[健康管理]が追加
- Google アカウントに基づく情報を Google スマートディスプレイに表示したり通知するための設定
- 第 2 世代「Nest Hub」で収集した[睡眠]データなどが対象
Google のスマートアシスタントサービス「Google アシスタント」の設定に、いつの間にか新項目[健康管理]が追加されました。
新たに「Google アシスタント」設定に追加された[健康管理]は、Google アカウントに基づくユーザーの[睡眠][健康][食事]情報を、Google スマートディスプレイに表示したり通知するための設定となる模様。実際の設定は、同じ Google アカウントを設定している Google スマートディスプレイが、それぞれに ON / OFF スイッチ付きで一覧表示されます。
この各スイッチを ON にすることで、例えば、2021 年 5 月 5 日に国内発売も予定されている第 2 世代「Nest Hub」で収集した[睡眠]データを、同じ Google アカウントを設定しているほかの Google スマートディスプレイで表示したり通知したりできるようになります。
ちなみに第 2 世代「Nest Hub」で収集した[睡眠]データは、もちろんパーソナルデータとなるため、[健康管理]設定でスイッチを ON にしてほかの Google スマートディスプレイで表示したり通知したりできるようにすることは、パーソナルデータを自分以外の人に見られてしまう可能性があるということです。パーソナルデータを自分以外の人に見せたくないユーザーは、すべてのスイッチを ON にした方が良さそうですね。
健康やフィットネスに関する接続済みのデバイスやサービスから、アカウントに基づく運動、食事、睡眠、健康状態などの情報をディスプレイデバイスに自動的に表示することをアシスタントに許可します。この設定をオンにすると、対象デバイスを利用できる他のユーザーも、この情報を確認したり操作したりできるようになります。デバイスが表示されない場合は、まずそのデバイスでアカウントに基づく情報の自動通知をオンにする必要があります。