- Google 、Android と Nest 製品の新しいスマートホーム標準規格「Matter」サポートを発表
- 「Matter」は Google、Amazon、Apple、IKEA などが参加するスマートホーム統一規格
- ストリーミング遅延を削減するオープンソースネットワークプロトコル「WebRTC」のサポートも追加
Google は 2021 年 5 月 19 日、Google 開発者向けイベント「Google I/O 2021」に合わせて、米国の企業同盟 Connectivity Standards Alliance(CSA)が 2021 年 5 月 11 日に発表したスマートホーム標準規格「Matter」の Android と Nest 製品サポートなど、スマートホーム関連の新しい発表を行いました。
まず、Android OS には今後、OS ベースで「Matter」が組み込まれ、「Matter」対応スマートデバイスや「Matter」対応アプリのセットアップはもちろん、それらの制御も可能になります。Nest 製品では、「Nest Hub Max」や第 2 世代「Nest Hub」などの Google スマートディスプレイやスマートスピーカーにて、「Matter」対応スマートデバイスの制御が可能となります。
そして、現在海外で販売されている「Nest Thermostat」が「Matter」に対応する最初の Google 製品となり、「Matter」をサポートする Google 以外のプラットフォームで制御できるようになります。例えば、「Amazon Alexa」で「Nest Thermostat」を操作できるようになるわけです。
このほか、ネットワークカメラ「Nest Cam」やスマートドアベル「Nest Hello」、ネットワークカメラ機能搭載「Nest Hub Max」、そして Android モバイルデバイス間のライブビデオなどに、ストリーミング遅延を削減するオープンソースネットワークプロトコル「WebRTC」のサポートも新追加。ライブカメラにおけるストリーミングの安定性が向上します。
Source:Google