- 「T マネー」が「iD」に対応
- 「おサイフケータイ」対応 Android の「iD」決済メインカードに「T マネー」を登録可能に
- 「T マネー」を「おサイフケータイ」アプリの[かざして支払い]に登録する流れ
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は 2021 年 5 月 26 日、同社が提供する電子マネー「T マネー」の、NTT ドコモ提供電子クレジット & デビット決済「iD」対応を開始しました。
「T マネー」が「iD」に対応したことで、「T マネー」と「iD」を紐付け登録して、さらに「おサイフケータイ」対応 Android の「iD」決済用メインカードに「T マネー(iD)」を登録することで、「おサイフケータイ」対応 Android にて「iD」を介した「T マネー」決済が利用できるようになります。
なかなかややこしいですが、実際には Android 版「T ポイント」アプリにて、「T マネー」を「おサイフケータイ」アプリの[かざして支払い]に登録するだけなので、設定自体は簡単です。設定完了後は、「iD」決済対応店舗にて “iD で支払います” と言えば、「iD」タッチレス決済を介した「T マネー」決済ができるようになります。
「iD」を介した「T マネー」決済を行った場合、もちろん「T ポイント」も貯まり、貯まった「T ポイント」を「T ポイント」対応店舗で使ったり、「T マネー」にチャージすることも可能です。
さらに「T マネー」を「おサイフケータイ」アプリの[かざして支払い]に登録すると、Mastercard 決済対応ネットショップにて、「T マネー」決済ができるようにもなります。
「T マネー」はこれまで、ファミリーマートや TSUTAYA(ツタヤ)などの「T マネー」決済対応店舗にてバーコードを表示して決済する仕様となっていたので使える店舗自体がかなり少なかったのですが、「T マネー」を「iD」用の電子マネーとして消費できるようになったことで、利用できる店舗が一気に増えました。そもそも「T マネー」なんてそこまでメジャーではなかったので、もしかしたらこれで起死回生となるかもしれません。
ちなみに「T マネー」の「iD」対応は、Google モバイル決済「Google Pay」とは今回関係ありませんが、「おサイフケータイ」アプリで「T マネー(iD)」を「iD」メインカードに登録した場合、「Google Pay」アプリに登録しているほかの「iD」メインカードは登録が外されるのでご注意ください。もちろん「Google Pay」アプリでほかの「iD」メインカードを登録した場合、「おサイフケータイ」アプリ「T マネー(iD)」メインカードも登録が外されます。
つまり「おサイフケータイ」アプリの「iD」メインカードと「Google Pay」アプリの「iD」メインカードは、別々に登録することはできません。
アプリリンク
「T ポイント」アプリ
「おサイフケータイ」アプリ
Source:カルチュア・コンビニエンス・クラブ