- デスクトップ版「Gmail」が「Google Workspace」仕様になった
- 「Google Workspace」は「Gmail」「Google Meet」「Google Chat」「Google カレンダー」「Google ドライブ」などが一箇所に集約されたグループウェア統合サービス
- まずはほぼ「Gmail」のまま「Google Meet」と「Google Chat」が統合
2021 年 6 月 14 日に Google は、2020 年 10 月に新たな「Google Workspace」としてリニューアル提供を開始したビジネス向けグループウェア統合サービス「Google Workspace」を、なんと Google アカウントを保有しているすべての一般ユーザー向けに解禁すると発表しましたが、その一般向け「Google Workspace」がついに私の元にもやってきました。
今回確認したのは、デスクトップ版「Gmail」の仕様変更です。とはいえ、仕様変更後もこれまでのデスクトップ版「Gmail」画面とほぼ同じまま、サイドメニューバーにチャットサービス「Google Chat」とオンラインビデオ会議サービス「Google Meet」が統合された仕様となっています。
「Google Meet」は以前からデスクトップ版「Gmail」に統合はされていたので、新たに「Google Chat」が加わったわけですが、何気にこれまで「ハングアウト」だったのが「Google Chat」に変わっただけなので、そこまでの目新しさはありません。
このほか 「Google Workspace」仕様となったデスクトップ版「Gmail」では、これまではサイドバーの下の方に設置されていたユーザーのオンライン状態を設定できるステータスメニューが検索バー右隣の画面右上に移動し、アクセスしやすくなっています。
「Google Workspace」では今後、チャットサービス「Google Chat」の現行サービス[チャットルーム]が、ファイルへのアクセスやタスク管理などもシームレスに統合された新たなサービス「スペース」へとリニューアルされる予定となっているため、現段階の「Google Workspace」仕様デスクトップ版「Gmail」は、まずは第 1 段階といったところです。[チャットルーム]の「スペース」へのリニューアルは、今夏に予定されています。
ちなみにですが、まだ「Google Workspace」仕様のデスクトップ版「Gmail」となっていないユーザーは、デスクトップ版「Gmail」の[⚙(はぐるま)]→[すべての設定を表示]→[チャットと会議]タブへと移動し、[チャット]設定にて[Google Chat]を選択して保存を行ってみてください。すると「Google Workspace」仕様となるかも。