- Sony、Android Auto 対応新型カーオーディオ「XAV-9500ES」発表
- 1DIN 仕様のまま 10.1 インチ(1,280 × 720)ディスプレイに大型化
- 本体価格 $1,299.99 で 2021 年 11 月に海外で発売予定
Sony は 2021 年 6 月 25 日、「Android Auto」と「CarPlay」に対応する同社のカーオーディオ “XAV-AXxxx” シリーズ最新作「XAV-9500ES」を海外で発表しました。
「XAV-9500ES」は、2019 年 8 月に発表された前作「XAV-AX8000」から、約 2 年ぶりに発表された新作です。本体価格は $1,299.99 で、2021 年 11 月に海外で発売予定。
「Sony XAV-9500ES」
「Sony XAV-9500ES」は、Google の「Android Auto」と Apple の「CarPlay」をどちらもサポートする “Sony XAV-AXxxx” シリーズカーオーディオ最新作にして超ハイエンドモデルです。
2019 年 8 月に発表された前作「XAV-AX8000」から、約 2 年ぶりの登場となりました。
前作「XAV-AX8000」では、これまでのシリーズの 2DIN 仕様から 1DIN 仕様になった点が最大の特徴となっていましたが、最新モデルの「Sony XAV-9500ES」も 1DIN 仕様を継承。オフセットディスプレイは前作の 8.95 インチから 10.1 インチに大型化し、解像度も 800 × 480 の WVGA から 1,280 × 720 の HD 解像度に向上しています。
さらにディスプレイは、前面全体に保護ガラスパネルが採用されたフラットタイプのタッチ操作対応アンチグレアギャップレス仕様となり、デザイン性と共にコントラストと視覚性能も向上。また前作「XAV-AX8000」ではディスプレイ下部に物理ボタンとして配置されていた操作ボタンは、ディスプレイ上面に移動し、大型ディスプレイが生かされた仕様になっています。
このほか、前作「XAV-AX8000」まで採用されていたスマートフォン接続用コネクタは USB Type-A から USB Type-C に変更されるなど、細かな部分も変更されています。
オーディオ性能では、ハイエンドホームオーディオ製品に採用される ESSDAC チッププレミアムコンバーターが採用され、さらにアナログ回路とデジタル回路を分離した本体 2 層構造による電磁干渉抑制仕様となるなど、音源再生にも妥協のない設計を採用。
さらに Bluetooth コーデックでは、前作「XAV-AX8000」対応の SBC / AAC に加え、ハイレゾ音源などを高音質のままワイヤレス転送できる Sony 開発の音声圧縮コーデック LDAC にも新対応しています。
「XAV-9500ES」はシリーズで初めて Wi-Fi に対応し、さらに GPS も搭載。スマートフォンとワイヤレス接続した状態でも、最大限の機能を利用することができます。「Android Auto」と「CarPaly」においても、シリーズではじめてワイヤレス接続による運用が可能。「XAV-9500ES」は様々な面で、前作「XAV-AX8000」から大幅進化を遂げました。
※「Android Auto」「CarPaly」側の制約も適用されるため、必ずしもワイヤレス運用ができるわけではありません
もちろんリアビューカメラポートも搭載し、バック時に自動でリアカメラの映像に切り替わる機能も、引き続き実装。またリアビューカメラポートは新たに +2 つの入力を備え、最大 3 台のカメラ映像を映し出すことが可能となっています。
「XAV-9500ES」は 2021 年 11 月に、米国などの海外で発売される予定です。本体価格は $1,299.99 と、前作「XAV-AX8000」の $599.99 の 2 倍以上となっています。間違いなくシリーズ最高価格です。
Source:Sony