- 実は「Pixel 3」以降(& Android 11 以降)に特定の条件下でバッテリー充電が 80% で停止する機能[電池の状態を最適化]実装
- バッテリーの寿命を長持ちさせる機能
- ゲームアプリ利用などバッテリー消耗が激しい状態での充電が継続される場合などで発動
Google Pixel スマートフォン「Pixel 3」以降で「Android 11」を搭載する機種に、実は特定の条件下でバッテリー充電が 80% で停止する機能実装[電池の状態を最適化(バッテリー ディフェンダー)]が実装されているのをご存じでしょうか。
この[電池の状態を最適化]は、バッテリーの寿命を延ばすためのセーフティ機能で、特定の条件を満たすと自動的に適用され、Google Pixel スマートフォンを充電しようとしても最大 80% までしか充電されず、その状態のままとなります。
私も以前、手持ちの「Pixel 4a(5G)」にて、バッテリー 80% で充電が止まったことがあり、何らかのバグかと思っていたことがあるのですが、調べてみたら実は違い、Google 公式に提供している機能だったということがわかりました。
[電池の状態を最適化]が発動する条件は、以下の 2 つです。
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[電池の状態を最適化]が発動すると、Google Pixel スマートフォンを充電しようとしても最大 80% までしか充電されなくなり、スリープ画面に[電池の状態を最適化]という表示が現れます。ただしこの[電池の状態を最適化]は一時的な機能となるため、バッテリーへの負担が軽減されたことが検知されると自動で機能が OFF になり、100% まで充電できるようになります。
ただし、以下の手順で操作を行うことで、[電池の状態を最適化]を強制的に OFF にすることができます。
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ということで、もしバッテリー充電中に最大 80% までしか充電できなくなり[電池の状態を最適化]が表示された場合は、Google Pixel スマートフォンに負荷を掛けすぎていると認識して、利用を制限したほうがいいでしょう。長く利用するためにも、[電池の状態を最適化]の内容を覚えておいてくださいね。
ちなみにですが、現状は[電池の状態を最適化]を強制的に ON にするような設定は用意されていません。そのため[電池の状態を最適化]が発動する以前に、常日頃から過充電を行わないなど、ユーザー自身のバッテリー寿命を意識した使用が望まれます。
Source:Google
すみませんPixel4(5G)になっていますよ
センキュー、兄貴