- Android / iOS 版「Google マップ」アプリに新機能提供
- AI 混雑予測機能を 100 か国以上 10,000 以上の交通機関を対象に拡大
- Android 版「Google マップ」の[タイムライン]では新タブ[ルート(Trips)][分析情報(Insights)]が追加
Google は 2021 年 7 月 21 日、地図サービス「Google マップ」の Android / iOS 版アプリに提供する新機能を発表しました。
「Google マップ」アプリに提供される新機能は、AI テクノロジーを活用した混雑予測機能の提供拡大、[タイムライン]メニュー内の新タブ追加、お店やスポットのレビュー簡易化の 3 つです。ただし[タイムライン]メニュー内の新タブ追加については、Android 版「Google マップ」アプリのみの新機能となります。
混雑予測機能提供拡大
「Google マップ」には、公共交通機関などを使用するルート検索の際などに、そのルート上の公共交通機関がどの程度混雑しているか、また時間ごとにどの程度混雑するかを予測する、AI テクノロジーを活用した混雑予測機能が実装されています。
この AI 混雑予測機能は、日本の公共交通機関にも、もちろん対応開始されています。
そして「Google マップ」の AI 混雑予測機能は、100 か国以上、10,000 以上の交通機関を対象に拡大中。通勤通学ルートの混雑予測はもちろん、出張や旅行先の公共交通機関の混雑状況なども事前確認して、密を避けた移動を実現します。
[タイムライン]メニュー内に新タブ追加
「Google マップ」アプリには、ユーザーが訪れたスポットや都市などをハイライト表示してくれる[タイムライン]メニューが実装されています。
そしてこの[タイムライン]メニューに、新たに[ルート(Trips)]と[分析情報(Insights)]が追加されます。ただし[タイムライン]メニューの新タブ[ルート][分析情報]は、Android 版「Google マップ」アプリのみの新機能です。
[ルート(Trips)]
[タイムライン]メニューの新タブ[ルート(Trips)]は、ユーザーが旅行などで訪れた都市や地域、スポットなどをハイライト表示してくれる機能です。
また訪問先での移動手段(徒歩や車)や移動距離なども表示してくれます。
[分析情報(Insights)]
[タイムライン]メニューの新タブ[ルート(Trips)]は、ユーザーの移動手段、訪れた場所、などの分析情報やハイライト情報を表示してくれるタブです。
レビュー簡易化
「Google マップ」には、訪れたスポットを評価するレビュー機能が実装されています。
そしてこのレビュー機能は今後、価格帯、テイクアウトや配達対応状況など、数回のタップでレビュー回答を行うことができるよう簡易化されます。
「Google マップ」のスポットレビュー簡易化は、まずは米国から展開開始されていますが、順次拡大予定です。
アプリリンク
- Android
- [appbox googleplay com.google.android.apps.maps]
- iOS
- [appbox appstore id585027354]
Source:Google