- Google、Bluetooth 版「Titan Security Key(Titan セキュリティ キー)」の廃止を正式発表
- 今後は「USB-A / NFC セキュリティ キー」と「USB-C / NFC セキュリティ キー」の 2 種類を販売
- ただし既存の Bluetooth 版「Titan セキュリティ キー」は引き続き 2 段階認証用セキュリティーキーとして利用可能
Google は 2021 年 8 月 9 日、Google ストアなどで販売している 2 段階認証用セキュリティーキー「Titan Security Key(Titan セキュリティ キー)」のバリエーションのうち、Bluetooth 版「Titan セキュリティ キー」を廃止すると発表しました。
「Titan セキュリティ キー」は 2021 年 8 月 10 日より、USB Type-A & NFC 版「USB-A / NFC セキュリティ キー」と USB Type-C & NFC 版「USB-C / NFC セキュリティ キー」の、2 種類の「Titan セキュリティ キー」が販売されます。
ただし Bluetooth 版「Titan セキュリティ キー」を持っている場合は、引き続き 2 段階認証用セキュリティーキーとして利用可能です。
ちなみにですが、2020 年 2 月に国内でも発売された既存の「USB-C セキュリティ キー」は、NFC 非搭載。しかし今回の Google の発表では、「USB-C セキュリティ キー」に NFC が実装されるということで、NFC 搭載の新型「USB-C / NFC セキュリティ キー」の発売もさらっと発表されています。
現時点ではまだ Google ストアの「Titan セキュリティ キー」バリエーションは変更されていませんが、おそらく 2021 年 8 月 10 日中に新たなバリエーションに変更されるでしょう。続報をお待ちください。
「Titan セキュリティ キー」
「Titan セキュリティ キー」は、Google の 2 段階認証用セキュリティーキーです。
Bluetooth キーモデルは事前に Android スマートフォンや PC などとペアリングしておくことで、2 段階認証時にボタンを押して 2 段階認証のロック解除を行うことができます。
「USB-A / NFC セキュリティ キー」と「USB-C セキュリティ キー」は、各ポートを搭載している機種の場合、そこに USB キーを差し込むことで 2 段階認証のロック解除を行うことができます。
それぞれのセキュリティーキーの本体には、高度な保護機能プログラムが採用され、キー内の認証情報を外部に読み取られる心配ない仕様です。
また Google の 2 段階認証だけでなく、FIDO 規格のオープンソーススタンドをサポートしているため、FIDO を採用している他サービスのログイン時にも利用可能です。
Google ストア 商品ページリンク
- 「Titan Security Key(Titan セキュリティ キー)」
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Titan Security Key – FIDO U2F USB-C NFC Bluetooth – Google Store
Source:Google