- Fitbit の心房細動(AFib)検出アルゴリズム使用が米国食品医薬品局によって許可
- 心房細動は不整脈の一種で無症状の場合が多い厄介な疾患
- 米国で Fitbit の心房細動検出アルゴリズムを使用可能に
Google は 2022 年 4 月 11 日、2021 年 1 月に買収したウェアラブルブランドメーカー大手 Fitbit 開発の「心房細動(Atrial Fibrillation / AFib)」検出アルゴリズム「PPG(photoplethysmography)」が、米国食品医薬品局(FDA)によって使用が認可されたと発表しました。
実際には、米国にて Fitbit 開発の「PPG 光学心拍数センサー」を実装した Fitbit デバイスなどを使用して、ユーザーが静止しているときや寝ているときに手首から心臓リズムを検出し、潜在的な「心房細動」の兆候を分析ことができるようになります。
Fitbit の「PPG 光学心拍数センサー」の精度は、過去に行われた臨床実験では 98% となった模様。
ちなみに「心房細動」は不整脈の一種で、無症状の場合が多い厄介な疾患です。「AFib」を罹患(りかん)している患者は世界に約 3,350 万人いると言われているのですが、「AFib」を罹患していない方よりも脳卒中のリスクが 5 倍も高くなるため、早期の発見と治療が必要とされています。
Source:Google