- Google、個人を特定できる情報の「削除リクエスト」に新オプションを追加
- 個人識別番号、銀行口座番号、クレジット カード番号、身分証明書の画像、個人の連絡先情報などが新たに「削除リクエスト」要件に
- あくまでも検索結果から削除することをリクエストできるオプション
Google は 2022 年 4 月 27 日、個人を特定できる情報を無断掲載しているコンテンツを Google 検索から削除することをリクエストできる「削除リクエスト」に、新しいオプションを追加しました。
今回追加された「削除リクエスト」の新オプションは、マイナンバーカードなどの政府機関発行個人識別番号、銀行口座番号、クレジット カード番号、身分証明書の画像、そのほか電話番号や住所などの個人の連絡先情報など。これらに該当する情報が無断でコンテンツに掲載されている場合に、Google に「削除リクエスト」を送ることができるようになりました。
「削除リクエスト」はこれまで、同意のない個人画像や悪質なポルノ系アイコラ画像、未成年の画像など、主に画像関連を「削除リクエスト」できたのですが、これからは個人特定に繋がる電話番号や住所などの情報も「削除リクエスト」することが可能です。
https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja
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ただし、Google への「削除リクエスト」はあくまでも、Google の検索結果から該当情報の削除を依頼できるのみとなっています。つまり、「削除リクエスト」を送った情報が Google 検索に表示されなくなるだけで、あくまでもその情報を無断掲載している WEB サイトやコンテンツは残り続けます。そのため、根本から情報を抹消するには、その情報を無断掲載している WEB サイトやコンテンツの管理者に直接削除依頼を行う必要があります。
また、Google への「削除リクエスト」は 100% 受け入れられるわけではなく、あくまでも Google が用意している「削除リクエスト」要件に該当する WEB サイトやコンテンツのみが削除（インデックス除外）対象となります。ご注意ください。
Google に「削除リクエスト」が送られると、Google 側でその該当コンテンツ全体を確認し、「削除リクエスト」要件に該当するページや関連ページがインデックスから除外されます。それ以外の、例えば広く役立つ他の情報を提供しているページなどは削除されず、引き続き Google 検索に表示されます。
Source：Google
