- Google、「Google Pay」を「Google Wallet」に刷新へ
- 決済サービスだけでなく「デジタルカーキー」や運転免許証、デジタルワクチン接種証明書なども一つに統合可能
- ちなみに旧「Google Wallet」は 2011 年に開始されたオンライン決済管理サービス
Google は 2022 年 5 月 11 日、同日開催の開発者イベント「Google I/O 2022」にて、モバイル決済サービス「Google Pay」に変わる新サービス「Google Wallet」を発表しました。
実は「Google Wallet」、現在提供されている「Google Pay」が提供されるもっと前の 2011 年に提供されていたオンライン決済管理サービスです。その後 Android 向けモバイル決済サービス「Android Pay」が登場し、そして 2018 年に旧「Google Wallet」と「Android Pay」は、「Google Pay」へと統合されました。
そして今回は原点回帰として、新たに「Google Wallet」へと刷新されます。
新しい「Google Wallet」は、これまでの決済サービスとしての「Google Pay」から、その名の通り財布に成り変わるサービスとして展開されます。例えばモバイル決済サービスはもちろん、Android で自動車のロック、ロック解除、エンジン始動を行うことができる「デジタルカーキー」機能や、運転免許証、「新型コロナウイルス」のデジタルワクチン接種証明書などを一つにまとめることができます。
※運転免許証やワクチン接種証明書の導入有無は、その国や地域によって異なります
新しい「Google Wallet」は、40 か国以上で間もなく展開される予定です。また Android デバイスだけでなく、Wear OS の「Google Pay」も「Google Wallet」へと刷新されます。
Source:Google