- Fitbit、プレミアムプラン「Fitbit Premium」新サービス「睡眠プロファイル」を今週(2022 年 7 月 4 日の週)配信開始
- 新サービス「睡眠プロファイル」は一か月間取得した睡眠ログを元に月一でプロファイリングしてくれる機能
- 「Fitbit Sense」「Fitbit Versa 3」「Fitbit Versa 2」「Fitbit Charge 5」「Fitbit Luxe」「Fitbit Inspire 2」で利用可能
Google 傘下のフィットネスウェアラブルメーカー Fitbit は 2022 年 7 月 7 日(木)、2022 年 6 月 22 日に発表した月額税込み 640 円(年 6,400 円)のプレミアムプラン「Fitbit Premium」用新サービス「睡眠プロファイル(Sleep Profile)」を、今週(2022 年 7 月 4 日の週)より配信開始しました。
「Fitbit Premium」新サービス「睡眠プロファイル」は、「Fitbit Sense」「Fitbit Versa 3」「Fitbit Versa 2」「Fitbit Charge 5」「Fitbit Luxe」「Fitbit Inspire 2」で利用可能。「Fitbit Premium」に加入している場合、2022 年 7 月より月一で「睡眠プロファイル」が配信されます。
「睡眠プロファイル」
「Fitbit Premium」新サービス「睡眠プロファイル」は、睡眠専門家や研究者による 187 万件の睡眠ログデータを元にユーザーの睡眠を 10 の指数によって分析し、同性 / 同年代の典型的な睡眠傾向と比較して改善の余地があるかどうかなどを示してくれる睡眠プロファイリング機能です。
睡眠時間や睡眠の質、レム睡眠などの基本指数はもちろん、睡眠スケジュールとその変動、熟睡前の時間、途中の起床にいたるまで、睡眠に関するあらゆるデータを一か月間取得し、各データの現在の状況や理想点などを示してくれます。これにより、現在の睡眠のどの部分を改善すればよいかがわかります。
さらに「Fitbit Premium」新サービス「睡眠プロファイル」のユニークな点は、分析された睡眠状態を元に、6 つの睡眠スタイルの中から該当するものを、キリン、クマ、イルカ、ハリネズミ、オウム、カメの動物パターンに当て込んでわかりやすく表現してくれる点です。その動物の行動パターンや睡眠パターンとユーザーを相関させることで、睡眠状態をわかりやすく理解できるようになります。
例えばイルカの場合は、眠りにつくまでが遅く眠りも浅いため、全体的な睡眠時間が短くなる傾向。これは、日々一貫した睡眠スケジュールではないためで、睡眠不足がちで日中の昼寝で寝不足を解消する必要がある、といった感じです。
ちなみに理想的な動物パターンはなく、あくまでもユーザーの睡眠パターンを元に動物パターンを当て込み、そして睡眠を改善することが目的です。
「睡眠プロファイル」は、当然のことながら Fitbit デバイスを着用しての睡眠が不可欠です。これは一か月の間で最低でも、14 日分の睡眠ログが必要となります。もちろん、14 日分以上の睡眠ログを取得することで、より正確なプロファイリング結果となります。
睡眠不足は、糖尿病、心臓血管問題、肥満、認知機能低下などの、潜在的な健康リスク増加と相関していると言われています。「Fitbit Premium」新サービス「睡眠プロファイル」は、自身の睡眠パターンを理解して改善へとつなげていけるため、より健康な体作りを意識しやすくなる便利サービスというわけです。
ただし「睡眠プロファイル」は医療目的ではないため、睡眠障害などの問題は医療機関に相談する必要があります。悪しからず。
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