- 「楽天ペイ」、2022 年 9 月以降に導入する電話発信認証に関するよくあるご質問を公開
- 電話発信認証は「楽天ペイ」アプリ初回ログイン時にのみ実施
- 電話発信認証後はデータ SIM に切り替えても継続利用可能
楽天は 2022 年 8 月 12 日(金)に、モバイルアプリ決済サービス「楽天ペイ」における認証方法を、セキュリティ強化に伴い、2022 年 9 月より現状の SMS 認証から電話発信認証に変更すると発表しました。
つまり 2022 年 9 月以降、「楽天ペイ」アプリを利用するデバイス(Android / iOS)では音声通話 SIM が必要となり、逆にこれまで可能だった SMS 付データ SIM での運用が不可となってしまいます。この楽天の発表に対して、否定的な意見や失望が様々に SNS へと投稿されました。
そんな中、楽天は「楽天ペイ」アプリ認証変更お知らせ公式ページ「電話番号の認証方法変更について」を更新し、電話発信認証に関するよくあるご質問を公開。今後導入される「楽天ペイ」アプリ電話発信認証の概要が、ある程度判明しました。
まず「楽天ペイ」アプリの電話発信認証に用いられる電話番号は、楽天会員情報(my Rakuten)の「携帯電話番号」欄に登録されている電話番号となる模様。つまり音声通話 SIM であればなんでも良いわけではなく、楽天会員情報登録済みの「携帯電話番号(SIM)」である必要があります。若干面倒。
楽天ペイアプリの電話番号認証では、楽天会員情報(my Rakuten)の「携帯電話番号」欄に登録されている電話番号を使用いたします。
そして実際の電話発信認証は、「楽天ペイ」アプリ初回ログイン時に実施。以降、例えばアプリ起動時毎や支払い毎の電話発信認証などは行われません。つまり、「楽天ペイ」アプリ初回ログイン時のみ電話発信認証が必要となるものの、一度ログインして認証をパスしてしまえば、以降ログアウトしない限りは SIM を切り替えても運用できる模様です。
そのため、音声通話 SIM とデータ SIM などの 2 回線で運用しているデュアル SIM デバイスの場合は、一旦音声通話 SIM で電話発信認証を行ったのちにデータ SIM 運用に切り替えても、そのまま「楽天ペイ」アプリを継続利用可能。また SIM スロットが一つしかないデバイスにおいても、音声通話 SIM で電話発信認証を行ってしまえば、その後データ SIM に挿し替えても、「楽天ペイ」アプリにてログアウトしない限りは、「楽天ペイ」アプリを運用できてしまいます。
認証後にデータ専用SIMの回線に変更しても、楽天ペイアプリはご利用いただけます。
つまり「楽天ペイ」電話発信認証は、初回ログイン時 & 認証時のみ音声通話 SIM が必要で、認証パス後は不要というわけです。SIM の差し替えは面倒ですが、回避策があることは良いことですね。
ちなみに「楽天ペイ」電話発信認証は、通話料無料の 0120 からはじまる電話番号認証ダイヤルに「楽天ペイ」アプリから電話を掛ける流れとなります。
楽天ペイアプリ上に表示される電話番号認証ダイヤル(0120からはじまる電話番号)に、090/080/070の電話番号からお客様に発信していただきます。
「楽天ペイ」アプリリンク
Source:楽天ペイ