- Android 版「Google アシスタント」アプリに「Nest Hub Max」の[クイック フレーズ]設定が追加
- [クイック フレーズ]は “OK Google” 不要で「Google アシスタント」を操作できる機能
- ただしまだ日本語未対応(英語のみ)
Google AI アシスタント「Google アシスタント」の Android 版アプリに、スマートディスプレイ上位モデル「Nest Hub Max」に対応した[クイック フレーズ]設定が追加されました。
「Google アシスタント」の[クイック フレーズ]は、“OK Google(Hey Google / ねぇ Google)” 不要で「Google アシスタント」を操作できる機能です。本来[クイック フレーズ]は、2019 年に米国で開催された開発者向けイベント「Google I/O 2019」にて、Google スマートスピーカーやスマートディスプレイにおけるアラーム制御機能として初公開されました。
その後、Google オリジナルプロセッサ「Tensor」搭載 Google Pixel スマートフォン「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」にて、アラームやタイマーに対する[ストップ]もしくは[スヌーズ]や、電話着信時の[応答する]もしくは[拒否する]というように、“OK Google” 不要で制御できる機能として提供。「Google I/O 2019」での[クイック フレーズ]発表当初は日本語未対応でしたが、今では日本語でも利用できるようになっています。
そして新たに、Android 版「Google アシスタント」アプリにスマートディスプレイ上位モデル「Nest Hub Max」に対応した[クイック フレーズ]設定が追加。「Nest Hub Max」に対応した[クイック フレーズ]設定では、なんと[クイック フレーズ]のバリエーションが、スマートライト ON / OFF[Turn lights on & off]、タイマー起動[Set timers]、アラーム起動[Set alarms]、時間応答[Ask about the time]、天気応答[Ask about the weather]の 5 種類に増えていて、任意で選んだバリエーションを応答スタンバイ状態に設定できるようになっています。ちなみにこれらの[クイック フレーズ]は一言一句該当しないと発動しないわけではなく、類義語でも発動します。
ただし残念ながら、現在はまだ日本語未対応。英語のみ対応です。
「Tensor」プロセッサ搭載 Google Pixel スマートフォン「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」の[クイック フレーズ]は日本語に対応しているため、おそらく「Nest Hub Max」対応[クイック フレーズ]もそのうち日本語に対応すると予想されます。