- Framework Computer、カスタマイズ可能な カスタム PC「Framework Laptop Chromebook Edition」発表
- RAM と内部ストレージのアップグレードのほか、USB ポートや HDMI ポートなどのユーザーインターフェースも増設可能
- 本体価格 $999 ~ で米国とカナダで予約開始(12 月初旬発送開始予定)
米国ラップトップメーカー Framework Computer は 2022 年 9 月 21 日(水)、Google との提携で実現したカスタマイズ可能な カスタム PC「Framework Laptop Chromebook Edition」を発表しました。
「Framework Laptop Chromebook Edition」は本体価格 $999 ~ で、Framework Computer 公式サイトにて米国とカナダ向けに予約も開始。初回発送時期は、2022 年 12 月初旬が予定されています。
「Framework Laptop Chromebook Edition」
「Framework Laptop Chromebook Edition」は、Framework Computer が掲げる “エンドユーザーによるデバイスのカスタマイズや修理可能性向上” を、初めて Chromebook で実現した製品で、Google との提携により誕生しました。
基本構成として、アスペクト比 3:2 の 13.5 インチ(2,256 × 1,504)ディスプレイ、第 12 世代 Intel Core i5-1240P プロセッサ、8GB RAM DDR4、256GB NVMe 内部ストレージ、55Wh バッテリー、そして US 配列キーボードを搭載。ディスプレイ、プロセッサ、バッテリー、キーボードは変更 or アップグレード未対応ですが、RAM は最大 64GB、内部ストレージは最大 250GB × 4 & 1TB × 4 までアップグレードが可能。
さらに、デフォルト搭載 USB Type-C コネクタ × 4 に加え、拡張カードを用いて USB Type-A ポート、HDMI、DisplayPort(DP)、microSD カードスロット、イーサネットポートのユーザーインターフェースを増設可能。拡張カードは専用ツールなど不要で、メインボードにスライド装着させることができるという、カスタマイズ性に優れた仕様となっています。もちろん初期構成での購入後に、RAM、内部ストレージ、ユーザーインターフェース交換 or 拡張が可能。
ちなみに「Framework Laptop Chromebook Edition」は、Google セキュリティチップ「Titan C」もデフォルト搭載し、セキュリティ性にも優れています。
さらに、拡張カードなどを含めた全ての内部システムに添付されている QR コードをスキャンすることで、交換部品やアップグレード部品の紹介のほか、修理ガイドなども回覧可能。ディスプレイ、プロセッサ、バッテリー、キーボード、カメラなどのデフォルト部品はアップグレード不可ではありますが、取り外しと交換は可能です。
このほか、「Framework Laptop Chromebook Edition」は、最大 8 年間の ChromeOS 自動更新も保証。修理可能性の高さと OS 長期保証も含めて、長期利用が可能な理想的な Chromebook が「Framework Laptop Chromebook Edition」です。是非日本にも投入して欲しいところ。
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Source:Framework Computer