新UI！Android「Google」コンテンツ表示がポップアップシート仕様に

Google 検索アプリ「Google」の Android 版にて、久しぶり新しい UI が採用される模様です。

今回確認した Android 版「Google」アプリの新 UI は、検索結果からコンテンツを表示する際に、これまでの全画面表示から、ポップアップ型のシート表示となる仕様。これまでは検索結果ページからコンテンツの WEB ページにページが移行する仕様だったのに対し、ポップアップ型シート表示ではバックグラウンドで検索結果が維持されたままコンテンツがシートで表示される仕様となりました。

つまり、検索結果画面とコンテンツ表示がシームレスに行われるようになったわけです。表示してコンテンツは［×］ボタンで閉じられるほか、トップバーを下にスワイプすることで閉じることもできるようになっています。

ちなみに Android 版「Google」アプリのコンテンツポップアップ型シート表示は検索結果からだけでなく、Android 版「Google」アプリ内の「Google Discover」でも同様の仕様となっています。これにより、「Google Discover」からのコンテンツ表示と回覧がさらに高速化します。

逆に言うとコンテンツクリエイター側は、コンテンツ表示の高速化が求められるでしょう。仮にユーザーがコンテンツを表示しようとした際になかなかページが表示されない場合、コンテンツが表示される前にページが閉じられる可能性が増すためです。つまり、これまで以上にページ表示スピードが SEO 一つの指標として重要視される可能性があります。

このほか、ポップアップ型シート仕様で表示されるコンテンツは、キャッシュされているページが元になっている模様。コンテンツを更新したとしてもキャッシュされていないと表示が古いままとなるため、Google 検索にてなるべく最新状態を維持するために、Search Console にて［インデックス登録をリクエスト］を行う方が良いかもしれません。

今回紹介した Android 版「Google」アプリのコンテンツポップアップ型シート表示は、アプリバージョン v13.38 以降で確認されていますが、私手持ちの一部機種では同バージョンであっても従来仕様のままとなっている機種もあるため、現時点ではテスト配信の可能性があります。ご理解ください。

「Google」アプリリンク