- 「PASMO」がついに国内「Google Pay」対応
- Android 版「モバイル PASMO」アプリをインストールし利用開始している状態で「Google Pay」アプリに追加可能に
- 「Google Pay」経由で「モバイル PASMO」利用履歴確認やチャージなどが可能に
株式会社パスモと Google 日本法人 Google Japan は 2022 年 9 月 28 日(木)、同社提供交通系電子マネー「PASMO」の Android 版「モバイル PASMO」アプリにおける、Google モバイル決済管理サービス「Google Pay」対応開始を発表しました。
ついに、「PASMO(モバイル PASMO)」を「Google Pay」で管理できるようになりました。「Google Pay」の電子マネー対応は、「楽天 Edy」「nanaco」「WAON」「Suica(モバイル Suica)」に続く 5 サービス目。「WAON」と「Suica」が対応した 2018 年 5 月以来の、4 年ぶりとなる「Google Pay」新電子マネー追加です。
「Google Pay」アプリに「PASMO」を追加するには、事前に Android 版「モバイル PASMO」アプリをインストールし、利用開始しておく必要があります。Android 版「モバイル PASMO」アプリを利用開始設定している場合、「Google Pay」アプリから簡単に「PASMO」を紐づけ追加可能です。
「Google Pay」の「PASMO」対応とはいえ、既存の「PASMO」カードを「Google Pay」アプリに読み込ませることができるわけではないので、ご注意ください。
「Google Pay」アプリで「PASMO」を管理できるようになったことで、「Google Pay」アプリでの利用履歴確認や、「Google Pay」アプリ経由で「PASMO」へのチャージが可能になりました。またもちろん、定期券も利用可能です。
注意していただきたいのは、JR 東日本が提供する交通系電子マネー「Suica」の Android 版「モバイル Suica」アプリとの同時利用についてです。Android 版「モバイル PASMO」アプリと Android 版「モバイル Suica」アプリに両対応している Android デバイスで同時利用開始設定自体はできますが、一度に利用できる交通系電子マネーは、メインカードとして設定している「PASMO」か「Suica」のどちらかとなります。
実際の「PASMO」か「Suica」のメインカード切り替え設定は、Android 用「おサイフケータイ アプリ」から可能。また「PASMO」か「Suica」の切り替えは、Android 用「おサイフケータイ アプリ」からいつでも簡単に行うことができまます。この辺の仕様は、Android 版「モバイル PASMO」アプリの「Google Pay」対応以前と変わりません。