- 手持ちの「Fossil Gen 6」に「Wear OS 3」メジャーアップデートが降ってきた
- メジャーアップデート「OTA」ファイルのダウンロードからインストールまで約一時間で完了
- レスポンスは「Google Pixel Watch」の方が断然上(まだ不完全)
米国アクセサリーメーカー Fossil は 2022 年 10 月 17 日(月)に、2021 年 9 月発売「Snapdragon Wear 4100+」プロセッサ搭載 Wear OS スマートウォッチ「Gen 6」シリーズの、「Wear OS 3」メジャーアップデート配信開始を発表しました。
そして私手持ちの「Gen 6」にも、2022 年 10 月 19 日(水)にその「Wear OS 3」メジャーアップデートが降ってきました。「Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートは「Over the Air(OTA)」での配信ですが、バックグラウンドで自動的にアップデートされるわけではなく、ユーザーがアップデート許可を行うことでメジャーアップデート「OTA」ファイルのダウンロードがはじまり、そしてインストールされる流れとなります。
また「Wear OS 3」メジャーアップデート直後は「Gen 6」が初期化されるため、再度母艦とペアリングする必要があります。そして母艦とのペアリングではこれまでの「Wear OS」アプリを用いるのではなく、「Fossil Smartwatches」アプリを用います。この点が、Wear OS 2 からの大きな違いです。
ちなみに「Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートの OS バージョンは、実際には「Wear OS 3.2」となります。そして最大の注意点は、現時点で「Google アシスタント」が未対応となる点と、iOS デバイスと「Gen 6」をペアリングしている場合は Wear OS 版「Google Pay」が使用できなくなる点です。また本来「Wear OS 3」では健康管理 API「Health Services on Wear OS」をサポートするのですが「Wear OS 3」メジャーアップデートを適用した「Gen 6」では未サポートとなるため、Wear OS 2 から引き続き「Google Fit」での健康管理サポートが継続されます。
「Gen 6」の「Wear OS 3.2」では今のところ「Google アシスタント」が利用できないものの、「Amazon Alexa」は利用可能です。メジャーアップデート後の設定時にも、「Amazon Alexa」の設定が含まれています。
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「Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートは、そもそも Android 9 ベースの Wear OS 2 から Android 11 ベースの「Wear OS 3.2」にアップデートされることもあり、多数のバグ修正と共に UI(ユーザーインターフェース)の大幅な更新が行われます。とはいえメジャーアップデートでも、レスポンス的には「Google Pixel Watch」の方が断然上です。いろいろな側面で、「Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートはまだ不完全と言えるでしょう。
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「Gen 6」シリーズをお持ちのユーザーは、「Wear OS 3」メジャーアップデートを確認してみてください。ちなみに「Wear OS 3」メジャーアップデートは必須ではなく、Wear OS 2 のまま使い続けることも可能です。