- 「総務省」、令和 3 年度末電気通信番号使用状況公開
- 固定電話は前年から約 2.4% 減の一方で携帯電話 / PHS 用 070 / 080 / 090 番号は約 1.7% 増
- マルチナンバーポータビリティー(MNP)件数は約 808 万番号過去最高を記録
日本行政機関「総務省」は 2022 年 10 月 31 日(月)、電気通信事業報告規則(昭和 63 年郵政省令第 46 号)第 8 条に基づいた電気通信事業者からの報告を元にした、令和 3 年度(2021 年 4 月 1 日 ~ 2022 年 3 月 31 日)末の電気通信番号使用状況公開を公開しました。
要は、日本国内における電話番号利用件数の報告です。それによると令和 3 年度末は、固定電話番号が約 5,676 万番号で令和 2 年度末から約 139 万番号(約 2.4%)減となった一方で、携帯電話 / PHS 用 070 / 080 / 090 番号は約 18,257 万番号で令和 2 年度末から約 296 万番号(約 1.7%)増となった模様。つまり、固定電話が減り携帯電話が増えたということです。
また 2021 年 4 月 1 日からは携帯電話番号のマルチナンバーポータビリティー(MNP)実施ガイドライン改正も行われ、MNP 手数料の原則無料化と WEB 手続きにおける 24 時間等が義務付けられたことから、その件数は約 808 万番号となり、一年間の MNP 件数としては過去最高を記録しました。しかも、令和 2 年度末の約 546 万番号から、一気に約 60 万番号もの増加です。
ちなみに「総務省」は、2020 年 9 月 18 日(金)に公開した令和元年度末電気通信番号使用状況と 2021 年 8 月 31 日(火)に公開した令和 2 年度末電気通信番号使用状況は、若干の誤りがあった模様。今回公開された令和 3 年度末電気通信番号使用状況に合わせて、それぞれの修正版も公開されています。
令和2年9月18日に公表した「電気通信番号の使用状況(令和元年度末現在)」及び令和3年8月31日に公表した「電気通信番号の使用状況(令和2年度末現在)」の電話番号使用数の増減等に誤りがありましたので、お詫びして訂正します。
訂正箇所は正誤表(PDF)をご参照ください。