- Google Japan、2021 年 2 月に米国(英語)で提供開始された「About this result(この結果について)」をついに日本でも提供開始
- 「About this result(この結果について)」は日本語を含めた合計 8 言語で利用可能に
- 「About this result(この結果について)」は検索結果に関する詳細を確認できる機能
Google 日本法人 Google Japan は 2022 年 11 月 1 日(火)、米国(英語)では昨年 2021 年 2 月に提供開始され同年 2021 年 9 月に機能拡張も行われた、Google 検索の検索結果詳細表示機能「About this result(この結果について)」の、日本国内提供開始を発表しました。
ちなみに「About this result(この結果について)」は 2022 年 11 月 1 日(火)より、英語と日本語を含む合計 8 言語で利用できるようになっています。また「About this result(この結果について)」は、デスクトップとモバイルのブラウザをにおける Google 検索や、Android 版「Google」アプリにて順次利用できるようになります。
「About this result(この結果について)」
日本国内の Google 検索で新たに提供開始された「この結果について」は、Google 検索で何らかのキーワード検索を行った際の検索結果一覧ページにて、その検索結果に至った詳細を確認できる機能です。検索結果一覧ページに表示される[︙(メニュー)]アイコンをタップすると表示されるメニューからさらに[この結果について(ベータ版)]をタップすることで、コンテキストパネルが表示されます。
表示されるコンテキストパネルでは、例えばその検索キーワード情報がウィキペディア(Wikipedia)に登録されている場合は、ウィキペディアから引用された情報が表示されます。もしウィキペディアに登録されていない場合は、Google そのサイトを最初に Google 検索に登録(インデックス)した時期などの情報が表示されます。
また、データ暗号化安全通信プロトコル(HTTPS)に使用に基づいたサイトへの接続安全性や、プライバシー設定、Google 検索の仕組みなどをより詳しく知るために情報も表示。「この結果について」は特に、健康情報や金融情報などといった、いわゆる「YMYL(Your money, your life)」の観点から信頼性と権威性の高いコンテンツを探す際に有効な機能です。
逆に言えば、コンテンツクリエイター側はより信頼性の高い情報を、これまでの権威性を元に提供し続けることが、Google 検索によって求められているとも言えます。難しい内容ですが、Google 検索で専門性を高めるためには必須事項です。
再度検索推奨通知
Google 検索では 2022 年夏より、ニュース速報や新しいトピックなど、情報が急速に変化したり情報源がハッキリとしない情報を検索さいた場合に、少し時間を空けてから再度検索することを推奨する新しい通知を、Google 検索の検索結果一覧ページ上部に表示する新機能も提供開始しています。
これは、検索結果に表示されるコンテンツの情報がまだ信頼性が低い場合などに、その情報を鵜呑みにしてしまうと問題が発生する可能性もあるため。Google ではそういった可能性が高いトピックを検索システムトレーニングにて検出し、ユーザーにアラートとして表示してくれます。
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Source:Google