- SwitchBot、指紋認証対応「SwitchBot キーパッドタッチ」の検証動画を公開
- 「SwitchBot キーパッドタッチ」偽指紋で解除できるのか?
- 結果は偽指紋で解除できず
スマートスイッチ「SwitchBot ボット」やカーテンスマート化 IoT「SwitchBot カーテン」、スマートライト「SwitchBot 電球」などを提供するスマートホームメーカー SwitchBot は 2022 年 11 月 3 日(木)、スマートロック「SwitchBot ロック」の解錠用ペア製品「SwitchBot キーパッドタッチ」の指紋認証検証動画を公開しました。
今回 SwitchBot が公開した「SwitchBot キーパッドタッチ」検証動画は、よくスパイ映画などで見かける偽の指紋を使用して「SwitchBot キーパッドタッチ」の指紋認証を突破できるのかを検証する内容です。グラスなどに付いた指紋を採取してフィルムに貼り付け、その偽指紋フィルムを「SwitchBot キーパッドタッチ」の指紋センサー部分にタッチします。
結果、偽指紋フィルムでは「SwitchBot キーパッドタッチ」が反応自体せず、解除も不可。これは、「SwitchBot キーパッドタッチ」の指紋センサーが静電式指紋認証センサーとなるためです。
スパイ映画などで見かける方法が通用するのは、光を照射して指の表面の凹凸部分を 2D スキャンする光学式指紋認証センサー採用の指紋認識機器で、古くからの伝統的な認証仕様となります。ただし光学式指紋認証センサーは、単純な指表面の凹凸部分を検出して指紋構造を識別し、そして認証を行う仕様となるため、偽指紋フィルムでも認証できてしまう点が難点となっています。
一方で「SwitchBot キーパッドタッチ」にも採用されている静電式指紋認証センサーは、指の表面から発せられる微弱な静電気とその容量変化を 3D スキャンで読み取る仕様となるため、静電気を発しない偽指紋フィルムでは認証が不可というわけです。ということで、「SwitchBot キーパッドタッチ」はそう簡単に他人に指紋認証を突破されることはないということ。安心安全ですね。
Source:SwitchBot