- Google Pixel 用「Google カメラ」アプリ v8.7 で「Google レンズ」の仕様が変更
- 画面長押しでの「Google レンズ」起動が不可に(一部機能は画面長押し不要で利用可能)
- 「Google カメラ」アプリから「Google レンズ」を利用する場合は[モード]から[レンズ]を起動する必要あり
Google Pixel スマートフォン用のデフォルトカメラアプリ、「Google カメラ」。
2022 年 12 月には新アプリバージョン v8.7.250.493702888.42 アップデートが配信され、これまで機種によって v8.7 と v8.6 以下とで区分けされていたアプリバージョンが、機種一貫して v8.7 で統一されました。ちなみに「Pixel 7 Pro」の「Google カメラ」v8.7.250.493702888.42 では、超近接撮影機能「マクロ フォーカス」の設定項目がメイン設定に移動し「マクロ フォーカス」設定項目が[OFF][Auto][ON]の 3 つに刷新されるなど、地味に機能変更も行われています。
そんな「Google カメラ」アプリですが、新アプリバージョン v8.7.250.493702888.42 にて、若干残念な仕様となってしまいました。それは、これまで[カメラ]モードにて画面長押しで起動していた「Google レンズ」が起動しなくなった新仕様。例えば Google Pixel スマートフォンで QR コードを読み取る際、これまでは「Google カメラ」アプリを起動して QR コードを写し、そして画面長押しで QR コードの読み取りができていたのですが、この操作を行うことができなくなっていましました。
「Google カメラ」アプリ新アプリバージョン v8.7.250.493702888.42 では、画面長押しを行うと、「Google レンズ」は起動せずに被写体にフォーカスを固定するフォーカスロックが起動。「Google カメラ」アプリの「Google レンズ」は[モード]内に移動してしまったため、「Google カメラ」アプリから「Google レンズ」を利用する場合は[モード]から[レンズ(Google レンズ)]を起動しなくてはいけなくなっています。
ただし、QR コード読み取りやテキスト読み取りなどの「Google レンズ」の一部画像認識機能は、カメラで対象物を写した時点で起動します。つまり、これまで画面長押しで起動していた QR コードの読み取りが、画面長押し不要で起動するようになり、むしろ便利になっています。
ちなみに Google Pixel スマートフォンをはじめとした Android では最近、クイック設定内に QR コード読み取り[QR コードのスキャン]タイルも追加され、クイック設定タイルから素早く QR コード読み取りを行うことはできます。このほか「Google」アプリや「Chrome」アプリにも「Google レンズ」の起動ショートカットが実装されているので、それらから「Google レンズ」を起動することも可能です。
GoogleカメラでQRコードにかざすだけで読み取りします。
長押しの必要がなくなっています。
画面下に読み取ったアドレスが出てきてタップすればブラウザ立ち上がってページに飛べます。
おー便利