- Google、Android / ChromeOS における 2 つのスタイラス入力遅延 API 導入を発表
- 「低遅延グラフィックス」と「モーション予測」の 2 つ
- 「低遅延グラフィックス」は Android 10(API レベル 29)以降の Android と Android 11 以降の ChromeOS、「モーション予測」は Android 4.4(API レベル 19)の Android と Android 9 以降の ChromeOS が条件
Google は 2022 年 12 月 20 日(火)、Android と ChromeOS に導入する 2 つのスタイラス入力遅延 API を発表しました。
今回 Google が発表したスタイラス入力遅延 API は、スタイラス入力から画面レンダリングまでの処理時間を短縮する「低遅延グラフィックス」と、アルゴリズムを用いてスタイラスの次の入力を予測する「モーション予測」の 2 つです。それぞれの API はスタイラム入力じだけでなく、ポインター、指、マウスなどでも動作します。
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「低遅延グラフィックス」と「モーション予測」は、それぞれ Android / ChromeOS 内に実装されますが、実装条件が異なります。「低遅延グラフィックス」は Android 10(API レベル 29)以降の Android と Android 11 以降の ChromeOS、「モーション予測」は Android 4.4(API レベル 19)の Android と Android 9 以降の ChromeOS が条件です。
「低遅延グラフィックス」と「モーション予測」はアルファ版 API として提供されているため、アプリ開発者は「低遅延グラフィックス」と「モーション予測」をアプリに統合することでスタイラス入力遅延が改善されたアプリを提供できるようになります。
Source:Google