- 「Google I/O 2022」で提供予定と発表されていた Wear OS 向け緊急時 SOS 発動機能「緊急 SOS」がついに提供開始
- 電源ボタンを 5 回連打することでアラーム発動 & 緊急通報(110 )実施
- LTE 対応 Wear OS スマートウォッチの場合は単体で緊急通報(110)可能
Google が 2022 年 5 月開催開発者イベント「Google I/O 2022」にて発表していた、Google Pixel スマートフォンや Android 12 以降搭載 Android デバイスで利用できる緊急時 SOS 発動機能「緊急 SOS」の Wear OS 版が、2023 年 1 月上旬についに提供開始されました。
Wear OS 版「緊急 SOS」は Android 版「緊急 SOS」と同じく、電源ボタン 5 回以上連打でアラーム発動と緊急通報(110 番)が実施されます。ちなみに緊急通報は Wi-Fi 対応 Wear OS スマートウォッチの場合は母艦デバイスとの接続状態が必須ですが、LTE 対応 Wear OS スマートウォッチの場合は単体で緊急通報が可能です。
また Wear OS 版「緊急 SOS」は利用可能になるとデフォルトで ON になっていますが、設定から機能自体を OFF にしたり、アラームや緊急通報の ON / OFF や位置情報の ON / OFF なども設定可能。Wear OS 版「緊急 SOS」の設定は、Wear OS スマートウォッチ設定内[緊急情報と緊急通報]→[Emergency SOS]と進むことでアクセス可能です。
「Google Pixel Watch」の場合は、今のところ(なぜか)英語表記となっていますが、[Emergency gesture]ON / OFF 設定が「緊急 SOS」ON / OFF 設定で、[Hear alarm]がアラーム設定です。また[Primary contact]では、緊急通報(110 番)以外に[緊急連絡先]に登録している連絡先への連絡発信も設定可能です。
Wear OS 版「緊急 SOS」の設定は Wear OS スマートウォッチ本体だけでなく、「Google Pixel Watch」アプリなどの母艦側コンパニオンアプリからも可能。母艦側コンパニオンアプリを開き、[スマートウォッチの設定]→[安全性と緊急通報]→[緊急 SOS]と進むことで設定のアクセスできます。
Wear OS 版「緊急 SOS」は、Android 版「緊急 SOS」よりも素早く実施できるので、もしものときのためを考えて事前に適切な設定を行っておきましょう。