- SKAGEN、約一年前の 2022 年 1 月 6 日（木）発売 Wear OS スマートウォッチ「Falster Gen 6」にようやく「Wear OS 3」メジャーアップデートを配信開始
- 「Falster Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートは「OTA」で配信
- Fossil「Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートと同じく変更点や注意点多数
Fossil Group 傘下のデンマークメーカー SKAGEN（スカーゲン）は 2023 年 1 月中旬、約一年前の 2022 年 1 月 6 日（木）発売 Wear OS スマートウォッチ「Falster Gen 6」に、ようやく「Wear OS 3」メジャーアップデートを配信開始した模様です。
「Falster Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートは Fossil「Gen 6」と同じく、「Over the Air（OTA）」での配信となります。またメジャーアップデートを適用するにあたって、Fossil「Gen 6」と同じくいくつかの注意点があります。
https://jetstream.buzz/archives/159017 まず、「Wear OS 3」メジャーアップデートは自動更新ではなく、「Wear OS 3」メジャーアップデートが可能になったら配信される通知から［更新］をタップしないとアップデートが適用されません。ようはオプトイン形式の「Wear OS 3」メジャーアップデートで、バックグラウンドで勝手に「Wear OS 3」メジャーアップデートが適用されるわけではありません。さらに、「Wear OS 3」メジャーアップデートを行うと「Falster Gen 6」が初期化され、それまでのすべてのデータが削除されます。
そして「Wear OS 3」メジャーアップデート後は、「Wear OS」アプリではなく、「Skagen Smartwatches」アプリで管理する仕様に変更されるため、母艦側の「Wear OS」アプリから「Falster Gen 6」設定を削除しつつ「Skagen Smartwatches」アプリをインストールして、「Wear OS 3」メジャーアップデート後の「Falster Gen 6」をペアリングし、初期設定を行う必要があります。また「Wear OS 3」メジャーアップデート後は、Wear OS 2 以前に戻せなくなります。
ちなみに「Falster Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートの OS バージョンは、実際には Android 11 ベースの「Wear OS 3.2」となります。ただし Fossil「Gen 6」と同じく、「Wear OS 3.5」開発が完了次第「Wear OS 3.5」が配信されます。
「Falster Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートで最大限注意しなければいけないことは Fossil「Gen 6」と同じで、現時点で「Google アシスタント」未対応となる点と、iOS デバイスと「Falster Gen 6」をペアリングしている場合は Wear OS 版「Google Pay」が使用できなくなる点です。また本来「Wear OS 3」では健康管理 API「Health Services on Wear OS」をサポートするのですが「Wear OS 3」メジャーアップデートを適用した「Falster Gen 6」では未サポートとなるため、Wear OS 2 から引き続き「Google Fit」での健康管理サポートが継続されます。
「Falster Gen 6」が「Google アシスタント」未対応となる原因は、搭載される「Snapdragon Wear 4100+」プロセッサが「Google アシスタント」未対応となるためです。ただし現在「Google アシスタント」対応に向けた開発はもちろん、iOS デバイスとペアリングしている場合の Wear OS 版「Google Pay」サポートや「Health Services on Wear OS」サポートも現在開発中で、ゆくゆくは対応 or サポートするとしています。
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「Falster Gen 6」の「Wear OS 3」メジャーアップデートは、そもそも Android 9 ベースの Wear OS 2 から Android 11 ベースの「Wear OS 3.2」にアップデートされることもあり、多数のバグ修正と共に UI（ユーザーインターフェース）の大幅な更新が行われます。その代表となるのが、次世代マテリアルデザイン「Material You」の採用です。
また Wear OS 2 ではホーム画面に対して右側に配置されていた「タイル」が、ホーム画面の左右どちらからでも呼び出しことができるようになり、さらにカルーセル仕様で回転切り替えが可能となりました。アプリドロワーでは、最近使用したアプリが上部に表示されるようになります。つまり、UI が大幅に刷新されます。
「Wear OS 3」メジャーアップデート後の「Falster Gen 6」では、リューズの向きや左利きの方に合わせて、画面表示の方向をカスタマイズできるようになります。このほかにも様々な変更や更新が加えられていますが、その主な仕様は「Wear OS 3.5」を搭載する「Google Pixel Watch」と同じです。何にしろ大幅な UI 更新となるため、Wear OS 2 仕様で使い慣れている「Falster Gen 6」ユーザーにとっては、最初はかなり戸惑うかもしれませんね。
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「Skagen Smartwatches」アプリリンク
Source：reddit
