- Google Japan、「Project Guideline」を活用したバーチャル駅伝レース「ASICS World Ekiden」のチャレンジ動画を公開
- 「Project Guideline」は視覚障がい者ランナーが一人で自由に走ることを可能にするためのプロジェクト
- 「ASICS World Ekiden」は 6 人のチームでタスキをつなぐバーチャル駅伝レース
Google 日本法人 Google Japan は 2023 年 1 月 18 日(水)、視覚障がい者ランナーが一人で自由に走ることを可能にするためのプロジェクト「Project Guideline」の一環として、スポーツブランド ASICS が開催するバーチャル駅伝レース「ASICS World Ekiden」のチャレンジ動画を公開しました。
「Project Guideline」は、様々なテクノロジーを駆使して視覚障がい者ランナーが一人で自由に走ることを可能にするためのプロジェクトで、2021 年に Google より正式発表されました。「ASICS World Ekiden」は、ASICS が開催するバーチャル駅伝レースで、国籍や性別などを問わない 6 人のチームが 6 区画でタスキをつないで 42.195km を走破し、そのタイムを競います。
今回の「Project Guideline」による「ASICS World Ekiden」チャレンジは、Google Japan から NPO 法人アキレス・インターナショナル・ジャパンへの技術提供の元で実施。視覚障がいのあるランナー 6 人が、伴走者なしでデジタルタスキをつなぎながら 42.195km に挑むという内容です。
視覚障がい者ランナー 6 人の腰には、Google Pixel スマートフォン「Pixel 6 Pro」もしくは「Pixel 7 Pro」を装着。Google Pixel スマートフォンが地面に設置されたラインを認識して、Bluetooth ヘッドセットを通した音のフィードバックでランナーの走行をサポートしてくれるというテクノロジーが用いられてます。
結果、42.195km を 4 時間 29 分 44 秒で完走。健常者チームと互角とも言えるタイムです。凄い!