- LINE、AI 事業「LINE CLOVA」をワークスモバイルジャパン(LINE WORKS)に承継
- 「LINE WORKS」と「LINE CLOVA」の各リソースを集約
- ただし 2023 年 3 月 30 日(木)で終了するスマートアシスタント「CLOVA Assistant」は除外
LINE は 2023 年 2 月 1 日(水)、同社が手掛ける AI 事業「LINE CLOVA」を、企業向けクラウド型ビジネスチャットツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンに承継、吸収分割すると発表しました。
「LINE CLOVA」は、2017 年に BtoC としてサービスを開始し、現在では「CLOVA OCR」「LINE AiCall」「HyperCLOVA」といったビジネス向けの BtoB 事業として成長。一方ワークスモバイルジャパンは、2023 年 1 月時点で顧客資格 43 万社を誇る企業向けクラウド型ビジネスチャットツール「LINE WORKS」を展開しています。
つまり BtoB 事業の「LINE CLOVA」をワークスモバイルジャパンに吸収分割することで、「LINE WORKS」と「LINE CLOVA」の各リソースを集約し、BtoB ソフトウェアとしての更なる成長を図るということです。LINE は「LINE CLOVA」のワークスモバイルジャパンへの吸収分割と共に、2023 年 4 月 1 日(土)を効力発生日としてワークスモバイルジャパンの株式も取得します。
ちなみに LINE は一般消費者向けスマートアシスタントサービス「CLOVA Assistant」を提供していますが、今回の「LINE CLOVA」吸収分割では除外されます。「CLOVA Assistant」は 2023 年 3 月 30 日(木)でのサービス終了が発表されているので、「LINE CLOVA」吸収分割前々日に消えてなくなるということです。
Source:LINE