- Google、パーソナライズ広告の懸念に対する 7 つの回答を公開
- 基本的に無料の Google サービスはそもそも、主に広告収益で成り立っている
- Google が「Gmail」や電話の内容まで把握して悪用していたりあどは一切なし
Google は 2023 年 2 月 10 日(金)、主に Google サービス内で用いられるパーソナライズ広告の、その懸念に対する回答記事を公開しました。
公開された記事では、ユーザーがパーソナライズ広告に対して懸念しているとする 7 つの質問に対して回答が行われています。詳細な内容が気になる方は、是非 Google 公開した記事を直接見てみてください。
Google によると、パーソナライズ広告や広告プライバシーに関する検索数は 2022 年に過去最高となった模様。「コロナ禍」ということもあり、インターネットに触れる機会やそもそものユーザー数が増えていったこともあると予測はされます。
そもそもパーソナライズ広告とは、ユーザーが検索したキーワードや回覧した WEB コンテンツ、使用したアプリなどのアクティビティに基づいて、関心があると予測される分野の商材を配信する WEB 広告です。ユーザーのプライバシーに密接な仕様ということもあり、Google がユーザー情報を裏で盗んでいたり悪用していたりする(のではないか?)、というようなことを懸念されるユーザーも居たりします。
パーソナライズ広告に限らず WEB 広告自体を嫌悪される方もいらっしゃいますが、基本的に無料の Google サービスはそもそも、主に広告収益で成り立っているビジネスモデルです。広告を出稿してくれる広告主と、それを見てお金を落とすユーザーがいるからこそ成り立ちます。
結論、Googel がユーザーのプライバシー情報を盗み見たり、それを広告主などの第三者に販売するなどの悪用は行っていません。あくまでもユーザーが検索したキーワードや回覧した WEB コンテンツ、使用したアプリなどのアクティビティに基づいて、関心があると予測される分野の商材を広告として配信しているのみで、例えばメールサービス「Gmail」のメールの中身や Android スマートフォンを使って電話した際の通話内容まで把握して分析したりなども、もちろん一切行われていません。
つまりは、パーソナライズ広告に対して何も懸念することはないということ。広告が表示されることに対して、気にする必要は一切ありません。
それでもパーソナライズ広告が嫌な場合は、いつでも OFF にすることが可能です。パーソナライズ広告を OFF にすることで、広告自体の表示は継続されるものの、ユーザーのアクティビティに基づいた関連性の高い広告の表示数が減ります。
Source:Google