- 「Google マップ」アプリに[混雑エリア]表示
- エリアやスポット全体の混雑度を表示
- 一軒家やマンションは表示されない仕様(位置情報データも匿名で取得)
2023 年 2 月 8 日(水)で 18 歳を迎えた、Google の地図サービス「Google マップ」。
そんな「Google マップ」の Android / iOS 版アプリでは、エリアやスポットの混雑具合を地図上で表示してくれる[混雑エリア]機能が実装されています。通常エリアやスポットの混雑具合はスポットをタップして[混雑する時間帯]を見る必要があるのですが、[混雑エリア]ではすでに混雑しているエリアやスポットに対して、先んじて表示してくれるわけです。
この「Google マップ」アプリの[混雑エリア]では、そのエリア内スポットの総合的な混雑度が総合的に把握され表示される仕様となるため、個別のお店の混雑具合を表示するものではありません。あくまで、一定エリア全体の混雑度となるわけです。
また[混雑エリア]を算出するための元データは、スマートフォンにおける Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーから集計された匿名のデータとなり、その匿名データが一定の数を超えた場合に、[混雑エリア]として表示されるようになります。個人の位置情報が細かく把握されているわけではなく、プライバシーが保護された上で安全にデータが集計されるわけですね。集計された匿名データの合計数など、はっきりしたデータが表示されない点もポイントです。
このほか、例え混雑しているからといって、一軒家やマンション、団地などの住宅や居住区域は、[混雑エリア]表示対象外となります。ここも、重要なポイントです。
つまり、便利で親切、そしてプライバシーが保護され安全なサービスが、「Google マップ」アプリの[混雑エリア]ということ。ありがたい機能です。
「Google マップ」アプリリンク
Source:Google