- Android 版「楽天ウォレット」アプリにアプリバージョン v1.4.1 アップデート配信
- 2023 年 4 月 1 日(土)に予定されている「犯収法(犯罪による収益の移転防止に関する法律)」改正に伴ってトラベルルールに対応
- マネーロンダリングやテロリストへの資金供与などの対策のために設立された国際的政府間機関「FATF(金融活動作業部会)」が定めるルール
楽天は 2023 年 2 月 16 日(木)、仮想通貨取引サービス「楽天ウォレット」の Android 版アプリに対し、アプリバージョン v1.4.1 アップデートを配信開始しました。
今回の Android 版「楽天ウォレット」アプリ v1.4.1 アップデートでは、2023 年 4 月 1 日(土)に予定されている「犯収法(犯罪による収益の移転防止に関する法律)」改正に伴い新たに導入される移転関連情報申告ルール「トラベルルール」への対応が行われています。「トラベルルール」は、マネーロンダリングやテロリストへの資金供与などの対策のために設立された国際的な政府間機関「FATF(金融活動作業部会)」が定めるの国際基準に沿ったルールです。
具体的に「トラベルルール」では、仮想通貨を送付する際に、宛先、送金先暗号資産交換業者、送金先氏名、送金先郵便番号、送金先国、送金先地域、目的の入力が求められ、これを仮想通貨受取側の暗号資産交換業者に通知する義務が発生します。いろいろとややこしく面倒にはなりますが、暗号通貨の国際的な悪用を防止するためのルールとなるため、しっかりと守っていかなければいけません。
ちなみに「楽天ウォレット」は直近で、セキュリティ対策向上の一環として電話番号認証の導入も予定されています。