- JR 西日本、Android 版「モバイル ICOCA」アプリを 2023 年 3 月 22 日（水）より提供開始
- 2020 年 10 月の事前予告通りの提供（優秀）
- 最新版「おサイフケータイ アプリ」対応の Android 10 以降デバイスが条件
JR 西日本は 2023 年 2 月 22 日（水）、2 年数か月前の 2020 年 10 月に発表された事前予告通り、Android 版「モバイル ICOCA」アプリを 2023 年 3 月 22 日（水）より提供開始すると発表しました。
2020 年 10 月の事前予告では 2023 年春に「モバイル ICOCA」を提供すると発表していたので、予告通りの提供です。かなり優秀。
「モバイル ICOCA」は、FeliCa 搭載最新版「おサイフケータイ アプリ」対応の Android 10 以降デバイスが条件となっています。
https://jetstream.buzz/archives/114710 「モバイル ICOCA」は、「モバイル Suica」「モバイル PASMO」と並ぶスマートフォン用交通系電子マネーサービスです。交通系電子マネーをチャージして電車の乗り降りや電子マネー決済ができるほか、定期券にももちろん対応。「モバイル ICOCA」アプリ内から、通勤定期券 / 通学定期券（大学生や専門学校生）の購入も可能です。
「モバイル ICOCA」を利用する場合、初回はスマートフォン上で「ICOCA」を新規発行し、さらに JR 西日本グループ共通ポイントサービス「WESTER」の会員登録 or 既存会員は「WESTER ID」の紐づけを行って、そしてクレジットカードを登録する流れとなります。「ICOCA」新規発行の際に、1,000 円以上のチャージも必須です。
また、「モバイル ICOCA」を利用する場合は必ず新規発行を行う必要があります。既存の「ICOCA カード」を「モバイル ICOCA」に移行することはできません。
このほか「モバイル ICOCA」は大人運賃利用限定となるため、小児運賃や身体障がい者割引、知的障がい者割引での利用はできません。ご注意ください。
ちなみにこれまで、Android デバイスに「モバイル Suica」「モバイル PASMO」アプリを共にインストールしている場合は「おサイフケータイ アプリ」からどちらかをメインの交通系電子マネーに切り替えて利用する仕様となっているのですが、「モバイル ICOCA」が加わることで、「モバイル ICOCA」「モバイル Suica」「モバイル PASMO」のいずれかをメインの交通系電子マネーに設定して運用する仕様となります。
最後に、Android 版「モバイル ICOCA」は提供開始当初、Android モバイル決済サービス「Google Pay」には対応しない模様です。
