- Google、次期 Android OS「Android 14」に向けた最初の開発者向けプレビュー第二弾「Android 14 Developer Preview 2」公開
- 「Pixel 4a(5G)」以降の Google Pixel スマートフォンに手動で適用可能
- 次回はついに「OTA」アップデート対応ベータ版「Android 14 Beta」提供予定
Google は 2023 年 3 月 8 日(水)、次期 Android OS「Android 14」に向けた開発者向けプレビュー第二弾「Android 14 Developer Preview 2(DP 2)」を公開しました。
「Android 14 DP2」は、「Pixel 4a(5G)」から「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」までの Google Pixel スマートフォンに対応。公式サイトからシステムイメージをダウンロードして、手動でフラッシュしての適用となります。開発者向けプレビュー「Android 14 Developer Preview」は 2023 年 2 月 8 日(水)のファーストプレビュー「Android 14 Developer Preview 1(DP1)」公開後、基本的には月 1 回ごとにアップデート版が公開される予定です。
今回公開された「Android 14 DP2」まではシステムイメージを手動適用する仕様となっているため、ブートローダーアンロックなど開発者向け操作が必要となりますが、次回 2023 年 4 月に公開される開発者向けプレビュー「Android 14 Developer Preview 3(DP3)」では、「Android ベータ プログラム」に登録している Google Pixel スマートフォンに「Over the Air(OTA)」でベータ版アップデートが適用できる「Android 14 Beta」が公開予定。そして 2022 年 6 月辺りに公開予定の「Android 14 Beta 3」にて、安定したプラットフォームへと到達する予定です。
そして例年通り、8 月頃に最終盤となるファイナルリリースが公開され、そしておそらく 9 ~ 10 月には正式版「Android 14」が公開されます。
「Android 14」は、Android 12L(12L)と Android 13 に基づいて、タブレットや折りたたみ式フォームファクター採用デバイスなど、マルチディスプレイサイズをサポートしています。またこれまで最大 130% となっていた最大フォントサイズも、最大値が一気に 200% まで拡大。ただし単純にテキストが大きくなりすぎることを軽減するため非線形のフォントスケールが自動適用され、見やすく見た目が調整されます。
また今回公開された「Android 14 DP2」では、Android のメモリ管理システムが最適化され、アプリがバックグラウンドで実行されている間のリソースが改善されています。
また今回公開された「Android 14 DP2」では、Android のメモリ管理システムが最適化され、アプリがバックグラウンドで実行されている間のリソースが改善されています。
https://twitter.com/AndroidDev/status/1633530156743815171
Source:Google