- Google、「Google Glass(Glass Enterprise Edition 2)」の販売を 2023 年 3 月 15 日(水)で終了
- サポートも 2023 年 9 月 15 日(金)をもって終了へ
- ちなみに日本国内にて NTT ドコモと電算システムはまだ「Glass Enterprise Edition 2」販売継続中
Google は 2023 年 3 月 15 日(水)、スマートグラス「Google Glass」の販売を終了しました。
「Google Glass」は 2012 年 6 月に開催された開発者向けイベント「Google I/O 2012」で披露され、その後 2013 年に開発者向けに発売。その後一旦開発が終了したと思いきや、2021 年 8 月に「Glass Enterprise Edition 2」として、日本なども含めたグローバルで法人向けに展開も開始されました。
ちなみに日本国内では、NTT ドコモと電算システムが「Glass Enterprise Edition 2」を取り扱っています。そんな「Glass Enterprise Edition 2」ですが、2023 年 3 月 15 日(水)をもって Google による販売が終了。サポートも、2023 年 9 月 15 日(金)をもって終了となる模様です。
Google による 10 年以上のイノベーションが、ついに終了します。
とはいえ、NTT ドコモと電算システムは現時点でまだ、「Glass Enterprise Edition 2」の販売を継続している模様。おそらく間もなく、NTT ドコモと電算システムも「Glass Enterprise Edition 2」の取り扱いを終了すると予想されます。
「Glass Enterprise Edition 2」
Google スマートグラス新型「Glass Enterprise Edition 2」は、640 × 360 ピクセルの透明ディスプレイモジュール(Optical Display Module)を備えた小型のウェアラブルデバイスです。
本体には、画角 83° の 800 万画素カメラ、タッチパッド、電池パック、モノラルスピーカー、USB Type-C(v2.0)コネクタを実装しつつも、超軽量 46g を実現。
主要スペックは、Qualcomm Snapdragon XR1 プロセッサ、3GB RAM、32GB 内部ストレージ、800mAh バッテリー、そして Android 8.1(Oreo)を搭載。また Wi-Fi(EEE 802.11 a / g / b / n / ac)と Bluetooth v5.0 対応です。
「Glass Enterprise Edition 2」を装着することで、実務スタッフ目線の映像を基にした遠隔作業やオンライン接客など、様々に活用することができます。
さらに、ビデオ会議サービス「Google Meet」の「Glass Enterprise Edition 2」向けオープンベータ版「Google Meet for Glass Enterprise Edition 2(Meet on Glass)」も利用可能で、装着者の視点の映像を交えた「Google Meet」ビデオ会議を実現します。
「Glass Enterprise Edition 2」は国内において、NTT ドコモと電算システムを通して、法人向けに販売されます。価格はオープン価格。
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Source:Google