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Amazon、2022年は600万点以上の模倣品を排除

  • Amazon、「ブランドプロテクションレポート」最新版公開
  • 2022 年は 600万点以上の模倣品を排除
  • 悪質業者による新規出品アカウント開設は年々減少傾向(事前に断念)

世界最大手 EC サイト Amazon は 2023 年 4 月 4 日(火)、エンドユーザー、ブランドオーナー、販売事業者を模倣品から保護する取り組み「ブランドプロテクションレポート」の最新版を公開しました。

Amazon では、模倣品の出品や販売を行う悪質業者を効率的に排除するために、機械学習ベースのテクノロジーはもちろん、専門家の知識と経験を戦略的に組み合わせた対策(ブランドプロテクション)を常に実行しています。その結果として、昨年 2022 年は 600万点以上の模倣品を突き止め、そして差し押さえなどの適切な処理を行いました。

またこの Amazon の模倣品排除の取り組み「ブランドプロテクション」は、Amazon ストア内だけでなく、世界中のあらゆるサプライチェーンでの再販も阻止しています。新規販売事業者の審査のためにビデオチャットを用いて身元確認を行ったり、ブランドオーナーと連携したブランド保護ツールの導入と拡大、模倣品犯罪対策チーム(Counterfeit Crimes Unit)による悪質業者の提訴や告発、そしてエンドユーザーに対する啓発活動と、4 つの分野で対策を展開。

悪質業者による新規出品アカウント開設阻止は、2020 年に 600 万、2021 年に 250 万、2022 年に 80 万以上と、減少傾向にあります。これは阻止数が減ってというよりも、悪質業者が Amazon 新規出品アカウント開設を事前に断念せざるを得ない状況まで追い込んだためと言えるでしょう。

それと合わせて、権利侵害報告件数も、2021 年から 2022 年は、35% 減少したとしています。しかし、模倣品犯罪対策チーム(Counterfeit Crimes Unit)によって告発された 2022 年の犯罪件数は、米国、英国、EU、中国で 1,300 件となった模様です。

Source:Amazon

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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