- Google、Android アプリの「自動アーカイブ」導入をようやく発表
- あまり使用しないアプリをアーカイブ化し Android デバイスの空き容量を最大 60% 確保
- 2022 年 11 月の「Google システム アップデート」にて発表されていた待望の機能
Google は 2023 年 4 月 10 日(月)、Android アプリの「自動アーカイブ」導入をようやく発表しました。
Android アプリの「自動アーカイブ」は、あまり使用しないインストール済みアプリのデータを部分的に自動削除してアーカイブ化し、Android デバイスの空き容量を最大 60% も確保してくれる機能です。アーカイブ化されたアプリを再使用する場合も、アプリを再ダウンロードするだけ。Android デバイス上にアプリアイコンとユーザーデータは保持されたままとなるため、すぐに再使用開始可能です。
あまり使用しない Android アプリが「自動アーカイブ」されることにより、ユーザーは Android デバイスの容量を気にする必要がなくなるほか、アプリ開発者としてもアプリのアンインストールを防ぐことができます。
ちなみに Android アプリの「自動アーカイブ」は、約半年前の 2022 年 11 月更新版「Google システム アップデート」詳細内ですでに発表済み。待望の機能が、ようやく導入されます。
ただし Android アプリの「自動アーカイブ」は、アプリがコンパイル済みコードとリソースがすべて含まれた形式「Android App Bundle」にて公開されている必要があり、またユーザーも Android アプリの「自動アーカイブ」自体を許可(オプトイン)している必要があります。ユーザーによる Android アプリ「自動アーカイブ」オプトインは、容量が不足している状態で新しいアプリをインストールしようとすると表示されるポップアップアラートから行うことが可能です。
- デバイスのストレージが不足しているときに、ユーザーが新しいアプリをインストールしようとしました。
- 自動アーカイブを有効にするかどうかを尋ねるポップアップ ウィンドウが表示されます。
- ユーザーがオプトインすると、ユーザーのデバイス上の未使用のアプリが自動アーカイブされ、新しいアプリのリクエストに十分なスペースが解放されます。
Source:Google