- Google、「Android 13」写真選択ツール「フォトピッカー」の Android 4.4 Kitkat 以降サポートを正式発表
- 「フォトピッカー」は画像や動画を SNS などに共有する際のアプリ統合メディアライブラリインターフェース
- 昨年 2022 年 11 月の「Google システム アップデート」詳細内で一応発表済み
Google は 2023 年 4 月 24 日(月)、もともとは「Android 13」に実装されている写真選択ツール「フォトピッカー」の、Android 4.4 Kitkat 以降サポートを正式発表しました。
「フォトピッカー」は本来「Android 13」で提供された新機能で、画像や動画を SNS などに共有する際のアプリ統合メディアライブラリインターフェース。Android 12 以前は画像や動画を SNS などに共有する際、そのアプリに対して Android 内部ファイルの回覧権限を渡す必要があったのですが、「フォトピッカー」では Android ローカルに保存されている画像や動画のみの回覧権限を渡すだけで共有が可能になるため、不要なアプリ権限を渡す必要がなくなります。
また「フォトピッカー」ではメディアライブラリがポップアップ表示されるため、画像や動画共有時にいちいち画面を切り替える必要がなくなります。つまり、複雑な権限処理が不要でさらに共有画面との統合性も増すため、アプリ開発者とユーザー双方にとっての利便性が考慮されているのが、「フォトピッカー」ということです。
そんな「フォトピッカー」が、Android 13 以降サポートから、一気に Android 4.4 Kitkat 以降サポートに更新されました。実は「フォトピッカー」の Android 4.4 Kitkat 以降サポートは、昨年 2022 年 11 月の「Google システム アップデート」詳細内で一応発表済み。約半年掛けて、ようやくの実装となりました。
とはいえもちろん、アプリ側で「フォトピッカー」対応のための API(ActivityX 1.7.0)がサポートされている必要があります。
https://twitter.com/AndroidDev/status/1650596414504812546
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
Source:Google