- 「デジタル庁」、「デジタルマイナンバーカード(スマホ用電子証明書搭載サービス)」の概要を公開(更新)
- 「デジタルマイナンバーカード」は「マイナポータル」アプリからしかアクセスできない Android スマートフォンのセキュア領域「GP-SE」にデータを保管
- 4 桁の暗証番号のほかスマートフォンの生体認証を用いて「マイナポータル」アプリからログイン可能
日本行政機関「デジタル庁」は 2023 年 5 月 10 日(水)、明日 2023 年 5 月 11 日(木)から始まる身分証明カード「マイナンバーカード」のデジタル版「デジタルマイナンバーカード(スマホ用電子証明書搭載サービス)」の概要を更新し、改めて公開しました。
「デジタルマイナンバーカード」は、Android スマートフォンのセキュア領域「GP-SE(GlobalPlatform Secure Element)」にデータを保管。「デジタルマイナンバーカード」のデータは、「マイナポータル」アプリからしかアクセスできない仕様となり、「デジタルマイナンバーカード」データにアクセスするには 4 桁の暗証番号を入力するか、スマートフォンの生体認証にてロックを解除する必要があるため、「デジタルマイナンバーカード」データへの不正アクセスが困難となっています。
税関係情報や年金関係情報などのプライバシー性の高い情報は保管されず、また仮に強引に不正アクセスが行われようとした際は、自動的に保管情報を消去する対抗措置機能も実装されています。このほか、スマートフォンを紛失した場合は、個人番号カードコールセンター(0120-95-0178)に電話で連絡すれば、24 時間 365 日いつでも一時利用停止が可能です。
ちなみに「デジタルマイナンバーカード」、すべての Android で利用できるわけではありません。例えば Google Pixel スマートフォンの場合は、「Pixel 4a(5G)」以降が対応しています。「デジタルマイナンバーカード」対応機種一覧はこちら。
「デジタルマイナンバーカード」は、2023 年中にコンビニ交付サービスの提供、2024 年中には「デジタル健康保険証」の解禁も予定されています。
アプリリンク
「マイナポータル」
「JPKI 利用者ソフト」
Source:デジタル庁