News Article headline Article headline BlogPosting headline Speakable markup example
Unknown tracker alerts

スマートタグ「不明なトラッカーアラート」提供へ【Google I/O 2023】

  • Google、第三者位置追跡注意アラート「不明なトラッカーアラート(Unknown tracker alerts)」の提供を発表
  • 意図せず仕込まれたスマートタグなどの Bluetooth トラッカーを自動検出してくれる機能
  • 2023 年夏の終わりに提供予定

Google は 2023 年 5 月 10 日(水)、同日開催開発者向けイベント「Google I/O 2023」において、Bluetooth トラッカー「デバイスを探す(Find My Device)」における第三者位置追跡注意アラート「不明なトラッカーアラート(Unknown tracker alerts)」の提供を発表しました。

Google は「Google I/O 2023」にて、ペアリングが切断されてオフラインになっている Bluetooth デバイスの位置情報まで取得できる新しい「デバイスを探す」を発表したのですが、同時に懸念されるのは、第三者による「デバイスを探す」の悪用。この懸念に対する防衛策となるのが、「不明なトラッカーアラート」です。

「不明なトラッカーアラート」は例えば、意図せず仕込まれたスマートタグなどのトラッカーによって「デバイスを探す」による位置特定を検出した場合に、即座にユーザーに通知してくれる保護機能。ユーザーが意図しないスマートタグがバッグなどに仕込まれた場合に、そのスマートタグとユーザーが同時移動することになるのですが、そのスマートタグとユーザー保有のスマートフォンが非ペアリング状態にあるため、不自然な動きとして検出されるわけです。

「不明なトラッカーアラート」では、通知からその不明なスマートタグの位置を特定したり、スマートタグから音を鳴らして仕込まれた場所を特定することが可能。また、スマートタグを物理的に破壊して位置特定を無効化するための手順なども表示されます。

このほか、ユーザーが手動で不明なスマートタグを検出するための手動スキャン機能も実装されます。

ちなみに「不明なトラッカーアラート」は、Google が Apple と共同でインターネット技術標準化推進 NPO「Internet Engineering Task Force(IETF)」への提出を発表した、Bluetooth 位置追跡デバイスの悪用に対抗するための業界仕様案「Detecting Unwanted Location Trackers」を基に開発された機能です。

「デバイスを探す(Find My Device)」における「不明なトラッカーアラート(Unknown tracker alerts)」は、2023 年夏の終わりに提供予定です。

Source:Google

この記事をシェア

Jetstream BLOG をフォロー

執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。