- Google、WEB Python ツール「Colab」に「Codey」ベースの AI コーディング機能を導入へ
- プログラミング生成速度 / 品質 / 理解度が大幅に向上
- 今後数か月以内に米国で導入予定
Google は 2023 年 5 月 17 日(水)、ブラウザ上で Python を実行できる Google 提供 WEB ツール「Colab(Colaboratory)」に、大規模言語モデル「PaLM 2」に基づいて構築された新ツール「Codey」ベースの AI コーディング機能を、まずは米国に導入すると発表しました。
「Codey」内包の「Colab」にてまず最初は、コード生成機能が提供。実際には、新規ノートブックに[生成(Generate)]ボタンが表示されるので、テキストボックスに任意のテキストプロンプトを入力するだけでコードを作成できるようになります。
これにより米国の「Colab」ユーザーは、プログラミング生成速度 / 品質 / 理解度を大幅に向上できるようになるわけです。
さらに「Colab」有料版「Colab Pro」ユーザーには、コード作成時のオートコンプリートも提供。コード作成が高速化されます。
このほか、「Colab」のチャットボット「Colab AI」も導入。例えば「Colab AI」に “Google スプレッドシートからデータをインポートするにはどうすればよい?” などと質問することで、コードを提案してくれるという、まるで「Bard」のような対話形式でコード生成をサポートしてくれます。
これらの「Colab」新機能は、まずは「Colab」有料版「Colab Pro」ユーザーに先行導入され、そして無料機能については無課金ユーザーにも段階的に展開される予定です。
Source:Google