- 「ソフトバンク」、「VPN(Virtual private network)」利用時の注意事項を公開
- 「VPN」利用時は「ウェブ安心サービス」フィルタリングや「My SoftBank」への[Wi-Fi を OFF して自動ログイン]が利用不可でソフトウェア更新時のカウントフリーも無効
- さらに付加価値サービス「動画 SNS 放題」もカウントフリー対象外に
「ソフトバンク」は 2023 年 6 月 9 日(金)、通信暗号化によるセキュア通信機能「VPN(Virtual private network)」利用時の注意事項を公開しました。
「VPN」は、通信時のトラフィックが暗号化され外部からの通信内容読み取りが不可となるため、特に公衆無線 LAN での通信時はもちろん、通常のモバイルネットワーク通信時におけるネットバンキング利用などでも安心な、セキュリティ面で優れた通信方法です。Google のサブスクリプション型オンラインストレージサービス「Google One」でも簡単に「VPN」通信を利用できる特典機能「VPN by Google One」が提供されているので、活用されているユーザーも多いはず。
しかし「VPN」利用時はその特性上、「ソフトバンク」のフィルタリングサービス「ウェブ安心サービス」におけるフィルタリングや、マイページ「My SoftBank」へ接続する際に必要なモバイルネットワーク通信切り替え機能[Wi-Fi を OFF して自動ログイン]が利用不可となってしまう模様。また、「ソフトバンク」デバイスのソフトウェア更新時に適用されるデータ通信カウントフリーも、無効となってしまう模様です。
さらに、月間データ容量 50GB の「ソフトバンク」旧プラン「データプランメリハリ」もしくは「ウルトラギガモンスター+」を契約している場合、付加価値サービスとして付帯する対象動画 / SNS サービスカウントフリーオプション「動画 SNS 放題」も、「VPN」利用時は無効化され、データ容量がカウントされてしまいます。通信が暗号化され通信内容の判別が効かなくなる「VPN」のメリットが、こういった場面でデメリットになってしまうわけですね。
「ソフトバンク」ユーザーで「VPN」を利用する場合は、時と場合をしっかりと考慮して利用するようにしましょう。
Source:ソフトバンク