- Google、Google Pixel ベータプログラム「Android 13 QPR3」の提供終了を発表
- 2023 年 6 月版ソフトウェアアップデート(リリース版)配信をもって
- 「Android 13 QPR3」適用中の場合は「Android ベータ プログラム」からオプトアウト(登録解除)するか放置して「Android 14 Beta」に移行
Google は 2023 年 6 月 13 日(火)、Google Pixel スマートフォン「Pixel 4a」「Pixel 4a(5G)」「Pixel 5」「Pixel 5a(5G)」「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel 7a」の計 10 機種に対して、毎月恒例となっているセキュリティアップデートを含む月次ソフトウェアアップデートの 2023 年 6 月版(リリース版)をようやく配信開始しましたが、同時に「Pixel 7a」以外の 9 機種に対して提供していた Google Pixel ベータプログラム「Android 13 QPR(Android 13 QPR3)」の提供終了を発表しました。
「Android 13 QPR」は、プレリリース版 Android OS をいち早く試すことができる任意登録型ベータプログラム「Android ベータ プログラム」に登録済みの「Pixel 4a」「Pixel 4a(5G)」「Pixel 5」「Pixel 5a(5G)」「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」に対してほぼ毎月配信されてきた、ベータ版 OS()(Android 13 ベータ版プログラム)です。最新版は、2023 年 5 月 16 日(火)に配信された「Android 13 QPR」次々ラウンド「Android 13 QPR3」のマイナーアップデート「Android 13 QPR3 Beta 3.2」となっています。
「Android ベータ プログラム」ではすでに次期 Android OS「Android 14」のベータ版「Android 14 Beta」が提供されていてそのマニュアル移行も開始されていますが、「Android 13 QPR3」から「Android 14 Beta」に移行していない場合は、「Android 13 QPR3」ののままとなっています。
そして「Android 13 QPR3」も、2023 年 6 月版ソフトウェアアップデート(リリース版)配信をもって提供終了となります。
ただ注意しなければならないのは、「Android 13 QPR3」適用済みの場合、自動でリリース版ソフトウェアアップデートが配信されない点です。「Android 13 QPR3」登録のまま放置した場合は、「Android 14 Beta」の次期アップデート(Android 14 Beta 4)が配信されると、「Android 14 Beta(Android 14 Beta 4)」への自動移行されます。
もしベータ版 OS(Android 14 Beta)ではなくリリース版ソフトウェアアップデートを受け取りたい場合は、「Android ベータ プログラム」からオプトアウト(登録解除)する必要があります。「Android ベータ プログラム」からオプトアウトすることで、ダウングレードは行われず、リリース版ソフトウェアアップデート(2023 年 6 月版)が降ってくるという仕様です。
つまり現時点で「Android 13 QPR3」適用中の場合、「Android ベータ プログラム」からオプトアウトするか、放置して「Android 14 Beta」に移行するかの 2 択となります。ご注意ください。
Source:reddit