- Google、対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に複数の新機能を追加
- 回答の音声読み上げや会話表示形式変更など
- 一部新機能は現時点で英語のみ対応
Google は 2023 年 7 月 13 日(木)、次世代言語モデル「PaLM 2」搭載対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に提供開始された新機能を複数発表しました。
「Bard」に提供開始された新機能は、回答の音声読み上げ、「Google レンズ」導入、会話表示仕様変更、会話の共有機能、回答スタイル変更機能、「Python」コードの「Replit」エクスポート機能です。また今回の新機能提供似合わせて、新たにアラビア語 / 中国語(簡体字 / 繁体字)/ ドイツ語 / ヒンディー語 / スペイン語など 40 以上の言語で「Bard」を利用できるようになっています。
ただし、「Google レンズ」導入と回答スタイル変更機能は、現時点で英語のみの対応です。
回答の音声読み上げ
「Bard」が、回答の音声読み上げに対応しました。アラビア語 / 中国語(簡体字 / 繁体字)/ ドイツ語 / ヒンディー語 / スペイン語など 40 以上の言語で利用可能です。
「Google レンズ」導入
「Bard」に、テキストだけでなく画像もアップロード可能となり、画像に写る情報を取得できるようになっています。ただし、現時点では英語のみ対応です。
会話表示仕様変更
「Bard」の会話のスレッド形式への表示仕様変更と、会話の固定機能が利用できるようになりました。
またスレッド形式の会話のサイドバーへの固定(ピン留め)と、会話スレッドの見出し(タイトル)変更も可能となっています。
会話の共有機能
「Bard」の会話スレッドを、URL として SNS などに共有できるようになりました。
実際に会話を共有するには、回答に表示される共有アイコンから[共有]を選択し、任意で見出し(タイトル)を変更しつつ[公開リンクを作成]から URL を取得し、そして SNS などで共有します。
回答スタイル変更機能
質問に対する「Bard」からの回答を、[シンプル][ロング][ショート][プロフェッショナル][カジュアル]の 5 つのスタイルに簡単に変更できるようになりました。
回答スタイル変更機能は現時点では英語のみ提供となっていますが、すぐに他の言語にも対応予定です。
「Python」コードの「Replit」エクスポート機能
「Bard」で生成した「Python」コードを、オンライン統合開発環境「Replit」にエクスポートできるようになりました。
Source:Bard